NO.11 ページ12
花巻と松川が近づいてきた
それに続き及川が私に近付こうとしてきたが
岩泉が止めてくれた
コソコソと耳に花巻達の声が入ってくる
花巻「やっぱりまだ好きなんだろ」
松川「なんで別れるかね〜」
『うるさいな、！別れたのは及川の為でもあるの！』
ハッとしてすぐに口を塞いだがアウトだった
松川「及川のため？」
花巻「ちゃんと理由あるじゃん。えらいえらい。」
『及川には言わないで』
松川「言わないよ、約束」
『後好きじゃないから！』
花巻「そんな強がんなって女王様よ〜?」
・
・
『ってなことがあってね』
私は泣き掛けになりながらも、話を聞いてくれてる金田一に最後まで説明したのだ
あの後気まづいが為に、国見と金田一の所へ行き3人で試合を見ている
『どうすればいいの、』
正直言って難しかった
ピースが全くないパズルのような感覚だ
国見「簡単ですよ」
国見が口を開いた
さっきまでずっと無言だったのに
『なにかいい案あるの？』
国見「先輩、俺と恋人ごっこしません？」
『恋人､?』
金田一「ごっこ?」
国見「先輩と俺が付き合ってるって学校中に噂を広げるんです。そしたら及川さんも諦めてくれますよ」
国見「もちろん、俺たちは偽物のカップルです。」
金田一が何か言いたげだったが国見ちゃんは続けた
国見「先輩はもう、及川さんと付き合いたくないんですよね？」
""付き合いたくないんですよね？""
確かに私はまだ及川のことを好きかもしれない
でも怖い。彼の彼女としていることが
いつか怖い目に会うのではないかと
国見ちゃんの言う通りだ
(私、弱いなあ)
『日頃から強がってるのに、自分を守りたいが為に…』
国見「俺はそんな事思ってません。先輩はちゃんと後のことを考えるタイプですから」
金田一「国見、やっぱりやめと────────」
国見「先輩。選んで下さい。俺と恋人ごっこするかこのまま及川さんから逃げて過ごすか」
こんなの一択しかない。
彼にしか頼めないかも
『国見ちゃん、私と""恋人ごっこ""しよう。』
そう言うと国見ちゃんは微笑んでいた。
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無能なハンカチくん(プロフ) - るえうさん» こんばんは、コメントありがとうございます🙏今日の分は既に更新したので、早めに制作させて頂きます(՞ ᴗ ̫ ᴗ՞)” (2月28日 21時) (
レス) id: 56ad95693a (このIDを非表示/違反報告)
るえう - 続き書いてください (2月28日 19時) (レス) @page9 id: f37b355590 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無能なハンカチくん | 作成日時：2023年8月24日 1時
