NO.13 ページ17
『西谷さん?田中さん?』
この2人先程から嫌なほど不機嫌モードなんだけど?
田中「あ、いや大丈夫だ。なんもねぇよ」
いつもの田中さんに戻って、笑顔を向けてくれた
『良かった、です』
私も笑顔を作って見せた
すると、道路から自動車の音が聴こえた
その正体はすぐに分かった
『バスだ、』
(あ、マネージャーの仕事!)
『私バスの運転手さんに、大人数で乗っていいか聞いてきます!』
孤爪「ありがとう、A」
『(研磨くんいつ来たんだろ、)』
私はバスに乗り、年老いた老人のおじいさんに聞いた
『すみません、バレー合宿のため人数が多いですが、乗せて頂いてもよろしいですか?』
そのおじいさんは万円な笑みで応えてくれた
運転手「勿論だよ。それにしても何処の高校だい?ここら辺はもう学校が使われてないはずなんだけどなぁ。」
『ぇ、』
私は小さく息を飲んだ
恐怖が生まれた
(私達が今使っている学校は何…?)
『あの、ここの近くの高校名とか分かりますか?廃墟で今は使われていないとこでもいいので』
私は手早く済ませようと思った
あとが、怖いから
運転手「確か、██高校だったかな」
上手く聞き取れない
『もう一度お願いします…‼️』
運転手「██高校だよ」
(上手く聞き取れない、どうして?)
『あの、!!』
古森「すみません、うちのマネが」
横から失礼しますとばかりに、古森さんが現れた
『古森さ────!!』
古森「ほらほら、早く1番後ろの席に行こ?」
私が1番後ろの席に移動してる時
後ろからは、"みんな乗って〜"古森さんの声が聞こえた
私は1番後ろの端っこに座った。
バスの一番後ろは、3人座れる
古森「あ、Aちゃんは真ん中でしょ〜?」
『え、私景色見たいです!!』
古森「ダメ〜」
私はすんなり持ち上げられ、真ん中の席に降ろされた
(これじゃ、降りる道があんまり見れないな)
私は脱出経路を考えていた
古森「あ、聖臣〜。ここ〜!!」
まさか
『古森さん、私の隣って佐久早さんですか?!』
古森さんは徐々に笑顔になり
古森「当たり前じゃん!」
私は一気に気分が落ちた
(私の隣に佐久早さん、、私の隣に佐久早さん、、)
呪いのように唱えた
そして、隣にその人が座った
佐久早「Aちゃん?顔色悪いけど、」
『あ、いえ全然!!大丈夫、でス…』
何分で着くんだろ、何喋ろう、喋らない方がいい?
私は頭を凝らして考えた。
552人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うほ - わぁぁー!すごい!ほんとに好きですー!続きがめちゃくちゃ気になります!!最新頑張ってください!!応援してます!! (4月2日 16時) (レス) id: be18d7093d (このIDを非表示/違反報告)
サスペンダー - めっちゃめちゃ好きです!色んなキャラと絡み合っているのが最高です!更新頑張ってください! (3月29日 23時) (レス) @page21 id: 129126bb1b (このIDを非表示/違反報告)
枸榾(ヒイラギ)(プロフ) - うわぁ好きすぎてもう…最高です。。 (3月17日 4時) (レス) @page21 id: 70c1de3e24 (このIDを非表示/違反報告)
無能なハンカチくん(プロフ) - ひじきの煮物さん» ひじきの煮物さんこんばんは!素敵なお言葉ありがとうございます₍ᐢ‥ᐢ₎ ♡とても励みになります♡ (3月17日 0時) (レス) id: 6ef4ea906c (このIDを非表示/違反報告)
無能なハンカチくん(プロフ) - いもりさん» いもりさんこんばんは!応援コメント大変嬉しいですඉ_ඉ更新頑張ります✨ (3月17日 0時) (レス) id: 6ef4ea906c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:無能なハンカチくん | 作成日時:2022年3月26日 21時