恐怖の長期合宿"２"

NO.12 ページ16

私は烏野高校のジャージを着て、2年生組の所へ行った


『遅れてごめんなさい』


赤葦「まだバス来てないから、大丈夫」


白布「あ、来たんだ。」


白布さん……そうかこの方2年生だった…


白布「何ビビってんの？」


『別にビビってないです、』


今すごく帰りたい、あのほのぼのな平和な世界に戻りたい


古森「やっほー」


佐久早「なんで俺も行かなきゃ行けない」


古森「2年だろ!!」


『ぁ、』


この2人が揃うと先が分かんなくて怖いんだよね…


縁下「おーいA」


『皆さん！』


西谷「お、おい待て！Aお前それ！！」


田中「眩しい…!!」


『烏野高校のジャージ借りました…!!』


西谷「そのジャージなんかデカくないか？」


『袖の部分も長いですし、ブカブカですね』


田中「俺達予備のジャージ持って来てないしな、」


縁下「A名前見た？」


『見てみます』


私は名前を確認した


『…菅原さんの』


西谷「スガさん騙したな、」


田中「だな」


『…騙した？』


┈┈┈┈┈菅原side┈┈┈┈┈


菅原「フンフフーン♪」


澤村「スガ機嫌いいな」


東峰「そう言えばさっき月島と何話してたんだ？」


菅原「ん？あぁ、あれはな─────」


・

菅原「月島」


月島「どうしたんですか」


菅原「そのジャージ誰に渡すんだ？」


月島「Aに渡します」


菅原「ふーん、なぁ取引しね？」


月島「取引??なんのですか」


菅原「ジャージは俺が貸す。その代わりにいいやつやるよ」


月島「なんですか？」


菅原「Aがリボン付けてる写真」


月島「はい？？」


菅原「色々あってさ〜孤爪から貰ったんだよね。どう？」


月島「…分かりました。だけど、今回だけですよ」


菅原「ありがとな、月島〜！」


・

あんな取引内容言えるわけないだろ


東峰「スガ？」


菅原「あ〜…秘密だ」


澤村「秘密か」


もうそろそろだな


菅原「大地、旭先行っといてくれ」


澤村「？ああ、わかった」


よし、行ったな


西谷「スガさーん！！！」


来たな


田中「Aのジャージってどうするんですかー！」


ほらな、予想通り


西谷「もし予備が無いなら俺のを貸しま─────」


菅原「ダメだ、」


田中「え？」


菅原「あ〜えっとな、予備あるから」


田中「そうだったんすか、」


西谷「ちぇ〜…」


譲る訳ないだろ


Aに他の男の匂いをつけない


俺は"アイツ"の彼氏なんだから

┈菅原side終わり┈

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