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あんなことがあってから二週間。
毎日ひやひやしながら、過ごしていたというのに。
当の本人からは、全くの音沙汰なし。
それもそのはず。
連絡先はおろか、彼について知ってることが何もない。
すばるが家を知っていても、きっとすぐ忘れるだろうし…
"じゃあなるって言うたやん!絶対ペットになったるからな!"
って言葉の意味を、この二週間毎日考えた。
私と、したかったのかな。
彼女とうまく行ってなかったとか?
彼女…くらいいるだろうし。
遊びだったって、ことかな。
ぐるぐるぐる。
嫌な感情が心を支配していく。
ファンとして、許せない気持ちと。
一人の女として、求める気持ちと。
ぴんぽーんっ
突然なったインターホンの気の抜けた音にビクッとしながらも、玄関へと向かった。
「よっ」
「…え?」
ぽかんと口を開けて、呆然としてしまった。
だって、今考えてた人がそこに立ってたから。
「え?ってなんやねん。うー、さみっ」
当たり前のように私を押しのけて、靴を脱ぐ。
それで、ズカズカと入ってってソファーへ座った。
「A〜、茶ぁ!」
「いやいやいや、なんできたの?」
「なんでってそりゃ、ここのペットだからに決まっとるやん」
しれっと言い放って、勝手にテレビをつける。
ちょっと、いくら何でも勝手すぎやしません?
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ことりーぬ(プロフ) - ∞りっちゃん∞さん» コメントありがとうございます!いいとこに気づいてくださいました!今回出てきた方もどうなるのか、シリーズを楽しみにしてください! (2015年11月14日 16時) (レス) id: 466d89bbb0 (このIDを非表示/違反報告)
∞りっちゃん∞(プロフ) - 前回のお話と少しつながってる部分があって素敵です。更新頑張って下さい (2015年11月14日 14時) (レス) id: a0d9c12414 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ことりーぬ | 作成日時:2015年11月12日 16時