ー71ー ページ25
Aside
起きたら朝彼は居なかった
私が寝ているときに出掛けたようだ
…私なんにも聞いてないっ、!
皆お仕事だって言ってたけど、彼なら置き手紙一つ置いてくれるでしょ…?
「どーしたの、浮かない顔して」
後ろから、ころんさんの優しい声が聞こえる
『だってるぅとさん何も言わないで出掛けちゃうんですもん…』
すると、後ろからぎゅっと抱きしめられる
「じゃあ、僕とお出かけ行こうか。るぅとくんに内緒でさ」
ふわっところんさんの良い匂いがする
今日は彼に内緒で甘えちゃおうか
『い、行きたいです』
ころんさんは、微笑んで「じゃあ準備しておいで」と言った
私は急いで着替えて、化粧する
ちょっとおしゃれしちゃって、彼に怒られちゃうなぁ…
待ち合わせは、家の前
私がついたときには、彼はもうついていた
いつもの着物とは違った雰囲気、少し頬が赤くなる
『ま、待たせちゃってすみませんっ!』
「大丈夫、僕も今来たとこ」
そんなの嘘だって誰でも分かるよ?
「さて!どっか行きたいところある?」
『んぇ…、あ!私遊園地行きたいです!』
「おぉいいね、行こっ!」
そして、私達は近くの遊園地に行くことにした
駅まで歩いて、電車に乗る
中は結構人が多くて、家族連れやカップル、休日出勤のサラリーマンで溢れかえっている
「ん、気を付けて」
電車に乗るときに手を差しのべてくれる彼は、紳士的だ
私が彼の手を使って乗り込むと、電車の扉が閉まる
どうやら私が最後だったようだ
ガタガタと電車が揺れる
『ころんさんっ、見てください!ちょっと海見えますよ』
ドア側だったので、景色を眺める
「わっ、ほんとだ…!なんかテンション上がるね!」
子供のような無邪気な笑顔
なんだか可愛いっ、!
すると、お尻に何かが当たる
チラリと振り返るも、電車内はぎゅうぎゅうで
私は気にしない事にした
だけど、何度もなんども触られる感覚
痴漢かも…なんて思っちゃって自意識過剰
こんなに人が多いとバック当たっちゃうよね…
スカートの上からだし、まだ痴漢だなんて決めつけるのは早い
「…Aちゃん?どうしたの?」
『ん、!?あ…いや、早くつかないかなぁってソワソワしちゃって…』
ころんさんは疑うような目で私を見つめながら、「僕も」と笑った
1086人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
痛い奴(プロフ) - 追記: 盗作の作品消去されたみたいです。 (2022年1月5日 12時) (レス) id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)
痛い奴(プロフ) - ぺろんさん» ほんとにすみませんm(*_ _)m盗作だったんですね………読者も通報とかできる限りの事は頑張ります。ぺろんさんの作品大好きなので新作楽しみにしています!! (2022年1月5日 12時) (レス) @page46 id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろん(プロフ) - 痛い奴さん» ご報告ありがとうございます🙏🏻その作品はこちらが作った物ではないので、盗作されてしまったようです…。注意喚起など頑張って対処致します。ホントにありがとうございました! (2022年1月5日 1時) (レス) id: e87da7865a (このIDを非表示/違反報告)
アオヤギ - こういう感じで莉犬くんバージョンも作ってほしいです‼︎ (2022年1月4日 21時) (レス) @page11 id: 78343aace0 (このIDを非表示/違反報告)
痛い奴(プロフ) - 追記: 本人さんが新しくプリ小説を始めていたのならすみませんm(*_ _)m (2022年1月4日 20時) (レス) @page18 id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぺろん | 作成日時:2020年4月25日 0時