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ー7ー ページ8

Aside

店はいつも通り1時に閉まった

「おい、こっち来いよ」

着替え終わり、エリカちゃんに声をかけられる

『お、お客様が待っていますので、失礼しますっ!』

「…は?あんたがアフター?ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」

追いかけてくるエリカちゃんを置いていく

店を出たら勝ち、店を出たら勝ち

そう心の中で言い聞かせた

私がドアノブに手をかけた時、肩を掴まれた

「なに勝手に行こうとしてんの」

エリカちゃんに捕まってしまったのだ



襟を掴まれ、暴言の嵐

るぅとさんが…るぅとさんが待ってるのに、!

エリカちゃんの囲いが回りに居て、逃げ出せない

『る…と…さっ!』

私は力を振り絞って叫んだ

『るぅとさんっ!』

扉を開く音が聞こえ、そこにはるぅとさんが立っていた

「僕を呼びました?」

笑顔で話するぅとさんは少し怖かった

すっと離される襟元

「も、もう閉店ですよ〜?」

エリカちゃんが慌てて言う

「僕らの店なんですから、いいじゃないですか」

…あ、そうだった

≪ここはな組の所有地なの≫

アカネちゃんの言った一言が、頭の中に浮かぶ

「ってか、僕がアフター予約してたのに、何いじめてくれてんの?」

「時間どんだけとらせてると思ってんの?」

るぅとさんの目に光が入ってない

「僕の店ですよ?君、切っちゃうよ?」

エリカちゃんの首に人差し指を当てるるぅとさん

殺し屋。こういう事はお手のものだ

「ごめんなさっ…、」

「じゃ、貰っていきますね?」

手を引かれる

『るぅとさん…ありがとうございます』

「んーん、女の子って怖いねぇ」

『まぁ…はい』

「どーしよ、Aちゃんを助ける為だけにアフター取ったけど…」

「どこか行こうか!」

なぜか、活き活きしているるぅとさん

首を傾げてみると、彼は微笑んで頭を撫でた

「私服可愛い」

『ほんとですか?んふふっ』

嬉しくて、自然と笑顔になる

腰に手を回され、距離が近くなる

二人で夜の街を歩く

キャバクラに入ったころは、こんな幸せな事が起こるなんて思ってなかった

結局、もう一度飲みなおして終わった


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ちさの(プロフ) - 急にすいません!前作のさとみくんところんくんの作品のパスワードを教えて頂けると幸いです!数年前に主の作品閲覧してとても素敵で読み返したくて連絡しました!お返事あるとうれしいです! (2月4日 13時) (レス) id: 41329be7f2 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ(プロフ) - 関係ないことすみません。ころん君作品の「うちの秘書(彼女)が愛おしい」のパスワードを教えて頂けると幸いです。すみません (10月28日 20時) (レス) id: bc3ef18ba1 (このIDを非表示/違反報告)
みれー(プロフ) - 何故かすごい場違いに遠井ちゃんのドレス姿想像して悶えてた私とは。 (2021年4月7日 1時) (レス) id: 1a09ad4f7d (このIDを非表示/違反報告)
くらげ@低浮上(プロフ) - 突然コメントすいません(汗)3週目です!るぅとくんも良いけどころんくん版も見てみたくなる。。。( (2020年9月5日 9時) (レス) id: 3b0784c8a4 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 遠井さんとあおいちゃん幸せそうww羨ましいww (2020年8月16日 11時) (レス) id: a29804fdb2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぺろん | 作成日時:2020年3月27日 20時

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