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ー43ー ページ44

Aside

『ころんさーん?大丈夫ですか?』

「へへっ、大丈夫じゃなーい」

すると彼は、私の腰に思い切り抱きついてきた

『っわぁ!』

私はその重みで後ろに倒れかける

だけど、反射的に手をつく事ができた

彼はそんな事気にせず、私の胸に顔をうずめ、頭をぐりぐりと動かす

くすぐったくって変な声が出る

彼は真っ赤な顔を上げて、「ぼくAちゃんの匂いすきだなぁ…」と笑う

そしてお酒を口に含んで、私にキスをした

『んっ…!』

口の中にお酒が入ってくる

なんだろう

アルコールが強く感じる

視界がぽーっとして、体が暑くなる

「こ、ころちゃん!?」

と莉犬くんの慌てた声

「はぁ!?これアルコール度数55度って…!」

55度…?

「水で割ってるかららーいよーぶ」

「Aちゃん?大丈夫?」

さとみさんが私の肩を揺らす

『んぅ?らいりょーうれすよぉ?』

『えへへっ、ころしゃ可愛いねぇっ』

私はころんさんの頭を撫でる

ころんさんは嬉しそうに笑って、もっと強く抱きしめる

「だめだ、!Aちゃん酔っぱらってる…」

莉犬さんは大慌て

私はころんさんが可愛く見えて

よしよしとする

するとガラッと襖が開き、目から光の消えたるぅとさんが立っていた

『りゅとしゃぁん!』

私は、よしよししていた手を離して彼に飛び付く

彼の機嫌が悪いことなんて気づかなくって

『んふふ〜、なんかねっ、ふわふわしゅるのぉ〜気分がいいのぉ〜』

「んぅ…Aちゃぁ…行かないれよぉ」

ころんさんがハイハイして私に抱きつく

るぅとさんは黙ったまま

『ひゃぁ!』

『ころしゃぁ…くすぐったぁい…』

「へへっ」

ころんさんが無邪気に笑う

すると、フワッと体が浮く

るぅとさんだ

「ころちゃん、ちょっと酔いすぎだよ〜」

るぅとさんが笑う

「んぇ…?るーとくぅん、ぼく酔ってらいよぉ〜?」

「酔ってるってw」

莉犬さんは何故かビクビクしている

「ちょっとAもお酒飲んだでしょ〜?」

『あいっ!』

私は元気よく手を上げる

「んもぅ、ほら、お部屋でお薬飲も?明日、頭痛くなっちゃうよ?」

『痛いのやぁや…』

「Aちゃばいばーい!」

『ころしゃばいばいっ、!』

ころんさんにブンブン手を振る

「ほら、帰ろっか」と私を抱っこして言う彼の笑顔は少し


怖かった

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ちさの(プロフ) - 急にすいません!前作のさとみくんところんくんの作品のパスワードを教えて頂けると幸いです!数年前に主の作品閲覧してとても素敵で読み返したくて連絡しました!お返事あるとうれしいです! (2月4日 13時) (レス) id: 41329be7f2 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ(プロフ) - 関係ないことすみません。ころん君作品の「うちの秘書(彼女)が愛おしい」のパスワードを教えて頂けると幸いです。すみません (10月28日 20時) (レス) id: bc3ef18ba1 (このIDを非表示/違反報告)
みれー(プロフ) - 何故かすごい場違いに遠井ちゃんのドレス姿想像して悶えてた私とは。 (2021年4月7日 1時) (レス) id: 1a09ad4f7d (このIDを非表示/違反報告)
くらげ@低浮上(プロフ) - 突然コメントすいません(汗)3週目です!るぅとくんも良いけどころんくん版も見てみたくなる。。。( (2020年9月5日 9時) (レス) id: 3b0784c8a4 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 遠井さんとあおいちゃん幸せそうww羨ましいww (2020年8月16日 11時) (レス) id: a29804fdb2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぺろん | 作成日時:2020年3月27日 20時

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