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るぅとside
『ふっふふーふーふっふ♪ふふふふんふん♪ふふふふーふーふふー♪』
機嫌良く歌うA
『こんっぱーしゅー』
コンパスっていいたいの?
舌回ってないよ
ぱたんと襖が閉まる
彼女の前に薬と水を置くと、ちゃんと飲んでくれた
『りゅとしゃん!A、いーこに飲んだよぉ!』
満面の笑みでいうなれば彼女
「…どこがいい子なの」
『ふぇ?』
「僕に嫉妬ばっかさせて…」
「ねぇ、わざと?煽ってるの?」
すると、彼女はふにゃっと笑う
『たまにわざとれすっ!』
もう…正直なんだから…w
『だって、りゅとしゃんがAに嫉妬してくれりゅの、うれしーんだもんっ!』
悪気の無さそうな顔して
『Aね、りゅとしゃんすきぃー』
そんな可愛く言われたら怒れないじゃん…
「んもぅ…僕も好きですよ」
そう言うとAは『両思いら〜!』って、勢いよく抱きつく
僕はそれを受け止める
ずるいよ、怒れないよ
「ころちゃんと何したのー」
『ぎゅーしたぁ!』
「それだけ?」
『うんっ!』
呼吸が変わった…
彼女は嘘をついている
「うそつき。もっかい聞くね?何したの」
『…ち、ちゅーもした…かも』
したんだね
かもじゃないでしょ?
「…そうか」
彼女『ねむぅぃ…』と、布団に転がる
スーパーマイペースだなぁ…w
「じゃあ、おやすみ」
僕が彼女の頭を撫でて、ころちゃんをシバきに行こうとする
『りゅとしゃぁん…』
だけど彼女は甘えた声で僕を呼ぶ
「どうしたの?」
『A、りゅとしゃんの隣じゃないと寝れましぇん…』
少し涙目で、僕を上目遣いで見上げる
そんなの落ちない男居ないよ?
「じゃあ、Aが寝んねするまで隣に居るよ」
彼女の隣に寝ころがって、彼女の背中をゆっくり叩く
Aはそれが落ち着くようで、目をゆっくり細めて
やがて目をつぶった
すぐに寝息が聞こえて、本当はすぐにころちゃんの所に行く予定だった
だけど、無防備に寝る彼女を前に何かしてやりたいという謎の精神が出てきた
試しに頬をつついてみる
彼女の口角が少し上がる
そうやって遊んでいると、襖が開いた
文字数…
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ちさの(プロフ) - 急にすいません!前作のさとみくんところんくんの作品のパスワードを教えて頂けると幸いです!数年前に主の作品閲覧してとても素敵で読み返したくて連絡しました!お返事あるとうれしいです! (2月4日 13時) (レス) id: 41329be7f2 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ(プロフ) - 関係ないことすみません。ころん君作品の「うちの秘書(彼女)が愛おしい」のパスワードを教えて頂けると幸いです。すみません (10月28日 20時) (レス) id: bc3ef18ba1 (このIDを非表示/違反報告)
みれー(プロフ) - 何故かすごい場違いに遠井ちゃんのドレス姿想像して悶えてた私とは。 (2021年4月7日 1時) (レス) id: 1a09ad4f7d (このIDを非表示/違反報告)
くらげ@低浮上(プロフ) - 突然コメントすいません(汗)3週目です!るぅとくんも良いけどころんくん版も見てみたくなる。。。( (2020年9月5日 9時) (レス) id: 3b0784c8a4 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 遠井さんとあおいちゃん幸せそうww羨ましいww (2020年8月16日 11時) (レス) id: a29804fdb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぺろん | 作成日時:2020年3月27日 20時