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「、、、?!何だこれ!」


『ど、どうしたの?』


急に手首を見て叫んだ彼に肩が跳ねる



「これ!」


そう言って差し出してきた手首には緑のリストバンドのようなものが巻き付いていた



慌てて自分の袖を捲り手首を確認するとしゃけと全く同じものがついている




『何これ、、』


「わかんねぇ、、、、、、」


2人して首を傾げる




そんな時ドアの方から″ドンドン!″という叩くような音が聞こえた


驚きと恐怖でしゃけの背後にまわる



「開けて!!タヒんじゃう!」


必死げなその声に私と彼は目を見合わせた後頷いた


きっと彼は生前者だ

ゾンビにはなっていない、、、はず




大丈夫だと自分を暗示ながらしゃけを見つめた

ゆっくりドアの方へ向かっている





ーガチャリ

しゃけが鍵を外すと勢いよく扉が開き2人の男の人がなだれ込んできた



「助かった、、、」


肩で息をしている彼等の背中をそっとさする

本当に辛そうだ



再び鍵をかけ終わったしゃけは私に目配せした

どうやら状況を聞きだせとのこと



『あの、、、何かあったんですか?』



「聞いてよ!」


そう言うと白のヘッドフォンをつけた男性がガッと私な肩を掴んだ

緊迫した表情に息を呑む



「あの放送があった後、僕等委員会中で図書室に居たんだけど__」





どうやら放送後の図書室にゾンビらしきものの呻き声が聞こえ冗談半分で見に行ったところスーツを着て胸にスマイルのバッチをつけた人が居たらしい

私が見たようなゾンビと同じで

口から涎が垂れ

紫色の瞳にはハートが浮かび

服はボロボロだったそうだ


それを見たbroooockさんときりやんさん(名前を教えてもらった)はダッシュで逃げてきて私たちと同じ教室に入ろうとしたところ鍵がかかっていて叫んだとのこと


「まあ俺たちと似てんな」


「え、君らも見たの?」


「お前らが見たものとは少し違うけどな」



どんなの?と聞いてきたのでしゃけに説明したのと同じような事を彼等に説明した



「一体何人居んだよ、、、」


『見たところはまだ2人、ですね』


きりやんさんは私の回答を聞いて深いため息をついた


「あ、そうだ



君達さこれわかる?」


そう言ってbroooockさんが差し出したのはさっき私たちが話していた手首についているリストバンドのようなものだった

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あああああ(プロフ) - めっちゃ好きです!!✨続きが気になります! (2023年4月2日 0時) (レス) id: a75cc7347b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おはら。 | 作成日時:2022年6月11日 15時

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