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215羽 ページ21
エースside
「あれ？Aはいねーの？」
今日は学校が休みだったから俺とデュースはオンボロ寮に遊びに行った
扉を真が開けてくれた時にふと疑問に思った
大体扉を開けてくれるのはAだったから真開けられた時少しびっくりした
「Aは今日街にいってるんだ」
音源探しにいってると言われ納得
随分と音楽のテストに気合いれてんだなー
「いつ頃帰って来るんだ？」
デュースのその言葉にユウはわからないと答える
「結構かかるみたいなこといってたし、夜遅いんじゃないかな？」
せっかくトレイ先輩から残ったケーキもってきたけど、
これじゃあAの分グリムに食べられるな←
「よーし、それならAが戻って来るまでここにいるか」
俺がそう言うと
「え」
ユウがなぜか動揺していた
「？、どうかしたのか？ユウ」
「あ、いや。A本当に遅くなるだろうし
二人ともリドル先輩に怒られちゃうんじゃない？？」
「それもそうだな…。」
たしかに俺らは今日泊まりにきたわけじゃないからリドル寮長から
許可とかとってねーけど…
「(今なんであんなに動揺したんだ？？)」
あの一瞬のユウの表情が気になって仕方がなかった
「…。それなら今からリドル寮長にいってくるわ
今日はオンボロ寮で泊まるって」
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作者名：平野いのり | 作成日時：2021年10月25日 23時
