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｢くれるだろ。まぁ問題はそこじゃなくて、異性に対してのプレゼントが不出来すぎて却下してきた｣
却下……？
なんだろうか、そんな96猫さんのあのプレゼントを上回る何かを私にくれようとしていたということだろうか
｢あいつ近々引っ越すんだけどさ｣
｢え、じゃあ、そらるさんも引っ越すんですか？｣
｢いや、なんでだよ｣
｢2人で同じマンションに住んでいたので、何かそうしないといけない理由があるのかと思ってました｣
違うんですね。っと、重たくなってきている瞼をギューッとしてから開く
｢まぁ、それでAにあの家をやるんだと｣
｢へ？｣
｢ほら｣
言われてみた方には、そらるさんの手にひとつの鍵がぶら下げられてた
｢いや！え！？家をプレゼントとか聞いたことありませんよ！しかも！
私恋人でもなんでもなく、ただ友人なんですよ！？｣
｢だろ？重たいからやめろって言って突き返した｣
そらるさんの采配に拍手である
そんな高価とか……もうそういう次元じゃないよ、まふまふさん
確かにそらるさんと2階挟んだお向いなんて、ベストポジション。
ヨダレが出るほど欲しいけど……
｢でも、Aが住みたいって言うならオレが買ってもいいよ｣
｢え！？なんで……どうしてそんな話になるんです！？｣
まふまふさんに家を貰うのが問題なんじゃない
人に家を貰うのが問題なんだ
ただでさえ、そらるさんには経済面でおんぶにだっこなのに、これ以上は流石に恋人っていう立場から違うものにシフトしてしまいそうだ
｢Aの近くに住みたいんですけど｣
｢そりゃ、私もですよ！もちろん！
でも、流石にそれはダメですよ……。私は対等の立場になりたいのに、どんどん目標達成が遠のきます｣
｢なに、今対等じゃないの？｣
｢そりゃ……だって、あまりにそらるさんに頼りきってますから｣
はぁーーっと盛大にため息をつかれた
でも事実なんだから仕方がない
｢たまに作る料理とか……あとは……｣
そこに来て考えて、なんもなくてかなり落ち込んだ
え、私本当に何もして無さすぎじゃない！？
｢いいこと思いついた。｣
｢なんです……？｣
｢Aはオレに料理で貢献してくれるんだろ？｣
｢いや……これからはもっと他にも頑張ろうと思いました｣
｢それならちょうどいい、オレの家に住もう｣
｢………｣
助けて下さい。脳処理が追いつきません。
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うみ(プロフ) - https://uranai.nosv.org/u.php/novel/pearl122636/ (2021年12月3日 0時) (
レス) id: 77005ad5b8 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - ああああさん» いえいえ、良かったです笑 (2020年10月28日 22時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
ああああ - 読めました！本当にありがとうございます！(遅くなってすみません…) (2020年10月28日 21時) (レス) id: f63922dcd6 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - ああああさん» R表示でも無理なら……ウェブの方でURLを貼っていただく他ないようです泣すみません (2020年10月26日 20時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
ああああ - あの、題名とURLどちらをコピペしても見れません…どうすればいいのでしょうか… (2020年10月26日 20時) (レス) id: f63922dcd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パール
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pearl12261/
作成日時：2020年7月29日 16時
