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｢そらるさん、文章ができたようなので一緒に読みましょう｣
｢………｣
返事はなかったけど頭が動いたので、画面を見る位置には移動したようだ
私もそらるさんと一緒に読んでいく。2枚目まで読み終わるとそらるさんがこれでいい。ありがとうっと言った
私はもう一度脱字とかを確認してから携帯を耳に当て直す
｢聞こえました？｣
『……はい。すごく元気ないですね……当たり前か』
｢はい…まぁ、とっても疲れてる感じです。文章はこれで大丈夫そうなのでそらるさんに頼んでツイートしますね｣
『よろしくお願いします。』
｢また何かあったら連絡させてください｣
『待ってます』
電話を切って、1度肩に乗ってるそらるさんの頭を撫でてから向き合う体勢になる
そらるさんはムスッとしたけど、気付かないふりだ。
｢そらるさんがツイートして下さい｣
ツイート画面を開いてそらるさんに渡す
でもそらるさんはTwitterが嫌なようで、全く受け取らないどころかみもしない
一応通知とかが見えないようにツイート画面を開いているのだけど……
｢隣にいるので、頑張って打ちましょ｣
そう言ってそらるさんにスマホを握らせて、私はその上から手を被せる
｢大丈夫です。何があっても私は味方です。｣
そらるさんは何も言わなかったけど、ゆっくりだが文字を打ち始めた
たった2行の文章だけど、今のそらるさんはこれが精一杯のようで、あとは私が画像を間違えないように2枚添付してツイートした
｢A｣
｢はい｣
ぎゅーっと抱きついて来たので、私もそらるさんの背中に腕を回した
本当に弱々しくて、目を離した瞬間に消えて無くなりそうでその恐怖が不意に私を襲う
これはいけない。
私までそらるさんから1ミリも離れられなくなってしまいそうだ
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うみ(プロフ) - https://uranai.nosv.org/u.php/novel/pearl122636/ (2021年12月3日 0時) (
レス) id: 77005ad5b8 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - ああああさん» いえいえ、良かったです笑 (2020年10月28日 22時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
ああああ - 読めました！本当にありがとうございます！(遅くなってすみません…) (2020年10月28日 21時) (レス) id: f63922dcd6 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - ああああさん» R表示でも無理なら……ウェブの方でURLを貼っていただく他ないようです泣すみません (2020年10月26日 20時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
ああああ - あの、題名とURLどちらをコピペしても見れません…どうすればいいのでしょうか… (2020年10月26日 20時) (レス) id: f63922dcd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パール
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pearl12261/
作成日時：2020年7月29日 16時
