【CR】さよなら三角、また来て2

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何事もなくただ普通の授業をいつものように受け、部活も入っていない私たちはゆったりの帰りの支度をするや否や家に帰る



この頃になってようやく目が覚めて本調子になってくるmondoは、今日はどうやら機嫌が良さそうだ

小さな鼻歌が聞こえてきて笑ってしまいそうだ




｢明日のお弁当何にしよう。mondoもいるでしょ？｣




｢いる｣



｢あ、今日のミニマムハンバーグどうだった？
玉ねぎめちゃくちゃ入れてみた｣



｢まぁまぁだった｣



｢美味しくなかったならもう作りませーん｣



｢美味しいの、まぁまぁだった｣



｢なんじゃそりゃ｣





美味しく食べてくれたんだろう
ちょっと可笑しさ半分、嬉しさ半分でﾌﾌと笑った




｢明日は───｣

｢オムライス｣


｢いや、それはない。この前作ったばっかりじゃん
飽きるよ？｣



｢Aはオムライスだけは世界一上手いよ｣



｢……だけが余計です｣





いつもオムライスだけは本当にこうしてべた褒めしてくれる


私としてもオムライスはmondoとの大事な思い出なので、そういった意味でもオムライスはmondoって感じだ



でも丼物って楽できるからいいんだよね……




｢鶏飯にしよう、明日｣



｢オムライスｩー｣



｢作りません。また今度ね｣



｢えぇ…。ま、いっか｣




となると買い出しに行かないといけないな
鶏肉ないし、その他付け合せ用の野菜も買い足したい


少し上を見ながら予定とレシピを擦り合わせていると雲行きが怪しいことに気づく



雨降りそうだ





｢……ね、mondo？｣

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