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ｶﾁと陶器が重なる音がした
ソーサーとカップがぶつかる音
そして一呼吸置いて、まふまふ様が重々しい雰囲気で口を開いた
｢聞きたいことがあって今日はここに来たんだ｣
｢闇の神のことでしょうか……｣
｢それもだけど、違うことで少し｣
あぁ……人払い…かな
私は手を挙げて、近くの人を呼んだ
｢なんですか｣という声はチターゼ様だった
｢人払いして下さい。｣
｢その事ですが、ミラが内容を知っているようで同席を申し出ていました｣
｢……｣
ちょっと待って？
今の時間の間にミラがチターゼ様に伝えたの？
そんなはずない。
ということはミラは前々からまふまふ様がここに来た理由を知ってるんだ
まぁ、だからチターゼ様はミラは内容を知ってるって言ってるんだろうけど
｢まふまふ様、私の女中を1人だけそばに置かせてくださいますか？｣
｢もちろん、いいよ。あの女中にはAが眠ってる時に話しをしてたんだよ｣
｢分かりました。では、ミラ以外はこの部屋から退出して下さいませ。
終えたら呼びますから｣
そそくさと人が流れていくのを感じた
そしてすっかり静かになった頃、まふまふ様が｢まずは｣と前置きを置いた
｢すみません。勝手に詮索してしまいました｣
｢A様、こちらです｣
と、言われても見えないんだけども
私の前に何かが置かれたのはわかった
手探りでそれに触れる
紙？
立体的ではない。
テーブルと平行して置かれたそれは手のひらサイズの紙だった
｢さらわれた女中が持っていた飾り箱に入っていたものだよ｣
｢あぁ。すっかり忘れていました。
無事だったのですね、ありがとうございます｣
中に何が入っていたかも思い出せないようなものだけど、無事手元に戻ってきたらしい
この紙には一体何が書いてあるんだろうか
｢A｣
｢……なんです。2人ともなぜそんなに深刻な空気なのですか。
箱の方は残念ですが、アイラも無事で取られたものも戻りました。とてもいい結果ではないのですか？｣
沈黙をされるととても怖い
2人の顔が見えないから、何を考えているのかが分からない
私は口を結んで手に持っていたものをテーブルに戻しました
｢A……、何かとても大事なことを忘れているんじゃないの…？｣
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み - あああああほんとにほんとに大好きです；；この作品を見始めてだいぶときが経ってしまいました…笑これからもずっと応援してます！！！更新も心から待ってます！！！ (2022年9月3日 22時) (
レス) id: 8a4fd07eea (このIDを非表示/違反報告)
れもん - 今日初めてこの作品に出会ったのですが朝からぶっ通しで読み進めてしまいました笑めちゃくちゃ面白いです！！更新楽しみにしてます！！ (2022年8月13日 17時) (レス) @page34 id: e49e111514 (このIDを非表示/違反報告)
syaruru 。(プロフ) - いやぁ…パールさん…私、この物語を読み始めて早半年…ほど経っているのですが、全く飽きません！！！飽き性だった私が、ですよ！？！これって凄い事だと思います…。。。更新、末長く待っております！！ぜひ、無理のない範囲で…更新、楽しみにしております。 (2022年8月13日 12時) (レス) @page34 id: 65afdc156c (このIDを非表示/違反報告)
葵雨(プロフ) - 初コメ失礼いたします、、、。いつも更新を楽しみにしております！無理せず頑張ってください！ (2022年8月11日 19時) (レス) id: f9785f1ea6 (このIDを非表示/違反報告)
朱雀＠扇風機星人二世(プロフ) - この展開がわからない感じが堪らないです！夢主ちゃんはどこか俯瞰したような目線で周りの人があたふたする感じ大好きでめっちゃ癖です！！ (2022年8月7日 9時) (レス) @page34 id: 3e8f8bf137 (このIDを非表示/違反報告)
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