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─
ｷｭ
という甲高い声と私の顔を触れる何かで意識が浮上した
うっすらと瞼を持ち上げると暗闇が広がっていた
夜か……
このふかふかに囲まれてる感じ、ベットの上か
どうせ目を開けても真っ暗闇で意味がないので目を閉じた
手探りで私の周りを駆け回るリリアを捕まえて、頭を撫でてやる
うん。思い出した。
神様に言われた通りにアイラを助けて、そのまま身体を神様に明け渡したんだ
その反動で眠ってたって感じかな…
前回は3日も寝ちゃってたけど、今回はどれくらいだろうか
｢ｷｭｩ…｣
｢今どれぐらいの時間なんだろう。｣
もう全然眠くないよ
アイラの無事も確かめたいし、あー、そうだ。まふまふ様に謝りに行かなくちゃいけない
あの時は割と切羽詰ってて、勢いであまり物事考えずやってしまったけど
はぁぁぁ。やってしまってます。
ミラに知れたら、美しい笑顔が見れそうだ……怖い
起きたあとの後処理にお先真っ暗である
｢助けてよ、リリアぁ｣とアランティラに言ったところで、ｷｭﾋﾟｰと返ってくるだけである
｢薄情者ぉ｣
何も見えないけどぐりぐりと頬擦りしているとお気に召さなかったのか、私の手元から消えてどっか行ってしまった
ベットから出ていってしまったんだろうか
｢リリアー？｣
妙に小声でリリアの名前を呼びながら、手探りで天蓋を開けた
｢………ぁ｣
真っ暗だ。
確かに手に持っているのは天蓋で、その分厚さゆえ音も遮断し、光も遮るけど、それを今私は開けたのだ
夜だから？
ううん。
黄色の国は月が近いから月明かりが眩しいのだ
いくらロウソクを炊いていないからって
｢───ひゃぁわあっ｣
人はどうやら視覚がないと平衡感覚を保てないようです。
ドダガダっと大きな音を出しながら私は見事に高さのあるベットから落っこちた
｢痛ぃ……｣
｢A様！？｣
声的にミラ。
そのミラが私の元に走りよって身体を支えてくれた
｢お怪我はありませんか｣
｢あー、ミラ？｣
｢はい……｣
私は自分の目の前で手を開いたり閉じたりしてみた
綺麗さっぱりなんにも見えない。
｢どうされましたか。身体の動きに違和感があるのでしたら、そう様に───｣
｢そうじゃなくてですね、どうやら目が見えなくなってしまったようです。｣
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み - あああああほんとにほんとに大好きです；；この作品を見始めてだいぶときが経ってしまいました…笑これからもずっと応援してます！！！更新も心から待ってます！！！ (2022年9月3日 22時) (
レス) id: 8a4fd07eea (このIDを非表示/違反報告)
れもん - 今日初めてこの作品に出会ったのですが朝からぶっ通しで読み進めてしまいました笑めちゃくちゃ面白いです！！更新楽しみにしてます！！ (2022年8月13日 17時) (レス) @page34 id: e49e111514 (このIDを非表示/違反報告)
syaruru 。(プロフ) - いやぁ…パールさん…私、この物語を読み始めて早半年…ほど経っているのですが、全く飽きません！！！飽き性だった私が、ですよ！？！これって凄い事だと思います…。。。更新、末長く待っております！！ぜひ、無理のない範囲で…更新、楽しみにしております。 (2022年8月13日 12時) (レス) @page34 id: 65afdc156c (このIDを非表示/違反報告)
葵雨(プロフ) - 初コメ失礼いたします、、、。いつも更新を楽しみにしております！無理せず頑張ってください！ (2022年8月11日 19時) (レス) id: f9785f1ea6 (このIDを非表示/違反報告)
朱雀＠扇風機星人二世(プロフ) - この展開がわからない感じが堪らないです！夢主ちゃんはどこか俯瞰したような目線で周りの人があたふたする感じ大好きでめっちゃ癖です！！ (2022年8月7日 9時) (レス) @page34 id: 3e8f8bf137 (このIDを非表示/違反報告)
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