【selly】道を間違えずに/短編集 2

ページ ページ7

.




｢何してるの｣




｢んー？私もご飯食べに行ってたんだよ
sellyがいないって話したら妹さんが誘ってくれたの

はぁー美味しかったぁ｣





Aはどうやらオレの妹とご飯に行っていたようで、オレが一人で可哀想だなと思っていた心配は全くいらなかったらしい



さすが女子はコミュニティーが広いというか




そんな話をしていたらRasもAに気付いたのかAの方に向かっていって何故かハイタッチしている



｢Rasさん酔ってます？｣



｢酔ってまーす｣



｢わぁ、なんかめっちゃ可愛い。弟みたい｣





はははー、と笑うRasにAもニヤニヤとしている


はぁぁ……





｢sellyしいいですねぇ。こんな彼女いて
俺も欲しいー｣



｢Rasさんが日本に来たら、多分モッテモテですよ！モッテモテ｣



｢まじぃー？俺日本に住むかぁ｣



｢わぁー是非！｣




｢“Ras近い。いい加減にしろ。離れろ、ガキが”｣



もう我慢が出来なくてわぁきゃ喋る子ども達の間に割って入った

Rasがけちですねと言ってくるけど、何がケチなんだか





｢これオレの女から｣



｢わぁ、でたそれ｣




｢“お前らには1ミリもやらないよ、APEXとラブラブしてな”｣



｢“sellyしもゲームに浮気して、Aに愛想つかされても僕ら助けませんよ”｣




｢“オレの何だからそんなの関係ないだろ”｣




｢ねぇ、今なんの話ししてんの。この手何。｣



｢帰る｣



｢わぁわぁわぁ。……じゃあね、Rasさんとmondoさん！また！｣



｢またじゃない｣



｢えっ｣


✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼



こちら、わにわにさんからイラストをプレゼントしてもらったので、そっから考えたお話です。


とっても素敵なイラストすぎて、みんなに早くこのきゅんを共有したく急いでお話を用意しました。

本当に素敵なイラストありがとうございます泣

その場しのぎ→←前ページ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す