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ガタゴトと机と椅子がぶつかり合う音がして目をつぶった
そしてもう一度目を開けた時には倒れている後輩の胸ぐらを掴むmondoの姿が見えて、私は地面を蹴った
｢やめて！やめてよ、mondoっ!!もういいから！｣
｢俺がよくないんだよ、殺させろ｣
｢やだ！ダメ…っ！｣
mondoの腕を必死に掴んで、信じてもいない神に必死に願った
その願いが届いたのか舌打ちと共にドサッと後輩を離してくれた
｢こっち向け｣
私が向くよりも先にmondoが乱暴に私のほっぺを片手で掴んできた
痛いそれは無理やり引っ張りあげられてmondoの口を押し付けられる
色気ゼロ。
私の唾液を全部吸い取ると、彼はぺっと吐き捨てた
でもそれもつかの間もう一度口を塞がれて、入念に、丁寧なのか乱暴なのか分からない。
でもmondoの舌が私の口の中の隅から隅までを撫で付けて回る
｢ふんぁ……んっ…｣
息なんかしてられなくて、たまに開くほんの少しの隙間で空気を吸うしかない
食べられているかのように、ねじ込まれるmondoの舌がどんどん奥に入ってくる
｢ぅっ…ぐぁ……、ｹﾞｯﾎ…はぁっ、ん…うぐぁ｣
喉の奥まで伸ばされるそれに嗚咽がとまらなかった
苦しい。死んじゃう。
でもmondoは一切やめる気はなく、彼の気が済む前で。したいことが終わるまでそれは続いた
ようやく開放された時には私は両手を床につけて咳き込んでいた
｢はぁ……はぁはぁ……んっぁはぁｺﾞｯﾎｺﾞﾎ｣
ポタリと血が床に落ちて、私は自分の口を拭う
でも私のものじゃなかった
荒れる息のままmondoを見上げるとちょうど口を拭っていた
伸びた血の跡に興味がなさそうに、死にかけてる私にも興味がないようにただいつものように重たいまぶたをさらにおろして、男を睨みつけていた
そういえば静かだと私もそちらに目を移すと、ぐちゃぐちゃに倒れてる椅子の上に、ピクリとも動かない男の足が見えた
しんで…ないよね
頭が真っ白になった
ただの子どもの喧嘩でしょ？いくらmondoが本気で殴ったからって、そう簡単に人は死なないよね
自分でたくさんの言い訳を既に並べて、でもそんなことしてる暇があれば確認しろ！とおもった瞬間私はもう男の方に走っていた
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月瀬咲(プロフ) - 長くなってしまいすみません。これからも応援してります……！ (2021年12月11日 16時) (
レス) id: 4c6e10abe5 (このIDを非表示/違反報告)
月瀬咲(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。他の作品と共に拝読いたしました。素敵な作品で感情が凄く動かされました……！タイトルがこの読み方であってるのかな？と思いながら読んでいたのですが、最後に答えが書かれていて言葉では表せないような気持ちになりました……！ (2021年12月11日 16時) (レス) id: 4c6e10abe5 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - ゆーちゃさん» ありがとうございます。是非ともまた、他の方の作品で (2021年12月10日 18時) (レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - m i s aさん» misaさんいつもありがとうございます🦕後日談(泣)なんか、考えても考えても大人な雰囲気になってしまって笑笑書きなぐったら載せますね (2021年12月10日 18時) (レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - はやせさん» うぅ、ありがとうございます。CR好きと言ってもかけるほど理解してる方は少ないので、もし次書く方が知っていたらまた (2021年12月10日 18時) (レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
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