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急に後ろから現れた白い髪の毛に私は頭が回らなかった
どうしてここにいるのかも
今何が起こってるかも
｢どういうつもりですか｣
｢どういうつもりって？｣
｢そのままの意味です。
Aを連れ回して、それに……あんなことまでっ｣
まふまふ様の背中しか見えないけどまふまふ様が怒ってることだけは理解出来た
ギリギリと嫌な音を立てるほど私の手首が強く掴まれている
その圧力でもう声も身体も何も動かない
どうして怒ってるの……？
まふまふ様が怒ることなんか、誰もしてないよ
落ち着いてよ
そう言いたいのに、まふまふ様とそらる様のバチバチとした緊迫した空気で私は潰されそうになるのを耐えるだけで精いっぱいだ
｢問題ないだろ、別に
だってまだ婚約してないんだからなんも反してない｣
｢それでもやっていい事と悪いことがあるじゃないですか
そらるさんはいつもそうやって───｣
｢まふまふ様っ…！｣
詰まっていた栓が取れたように、スポンと声がとび出た
押し殺したような2人の静けさとは正反対でイヤに耳に
私の腕を掴むまふまふ様の腕を反対の手で掴んで意識をこっちに向かせる
｢やめて下さい。そらる様は悪くありません
ただ少しからかわれたというか……｣
｢───そらるさんの味方をするんですか｣
私はその時ようやくまふまふ様の顔を見た
怒ったような焦ったような悲しいような
複雑な目の色をしていて、今抱きしめないと消えてしまいそうなそんな不安定な心が明け透けと見えた
｢そっではなく…ｲﾀｯ｣
｢おいまふまふ、落ち着けって｣
｢……腹立つなぁ
僕の前では分かりきったような笑顔張りつけてるくせに、そらるさんの前ではあんなに笑って｣
｢いっ……｣
腕がちぎれてしまいそうだった
まふまふ様のあの細い腕からじゃ全然想像もつかない痛みだ
圧迫されすぎて指先は感覚ないし、骨同士が当たって鈍痛が襲う
｢分かった……もういい｣
それは波が引いていくよりも早く去ってしまった
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パール(プロフ) - 魔灯さん» はい、わてもです。 (2021年10月17日 10時) (
レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - ふみさん» ひぃぇ〜。未来人間になってしまった……。ありがとうございます、治しておきます！ (2021年10月17日 10時) (レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - わらわらびもちさん» 毎日更新途切れないように頑張ります(泣) (2021年10月17日 10時) (レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - めろんぱんさん» こんな、川から落っこちる予定ではなかったのに、寄り道してしまいました笑楽しんでもらえてるなら、道草も意味ありましたね！ありがとうございます (2021年10月17日 10時) (レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
魔灯 - そらるさんが好きすぎて死にそう////// (2021年10月17日 9時) (レス) @page28 id: 43f1bbcd44 (このIDを非表示/違反報告)
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