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えっと……
｢こんばんわ｣
きっとこんな静かな夜でなきゃ私の声は聞こえなかったと思う
それほどの距離があるし、私が萎縮をしていた
あの人貴族だよね…？
なんであんなところに一人でいるの？しかも夜に
｢眠れないのですか？｣
｢………あなたもそうなんですか？｣
｢私は違います｣
私のいるベランダまで貴族の男の人は近づいてきた
そして十分な距離まで来ると止まって私を見上げていた
やっぱり貴族だ
格好を見ればすぐに分かる
｢こんな夜更けに何をしているんです｣
｢まるで闇の神のような漆黒の絹ですね｣
会話をする気がないのか
いつものように相手は私の髪をおだててきた
さすがに神様に例えられたのは初めてだけど
｢闇の神は男神ですよ｣
｢それならば、やはり私も周りの人を真似て聖女とお呼びしましょうか｣
………。
素直に褒められたと受け取っていいのか、馬鹿にされたのか
胡散臭い彼の笑みに私は真意を見いだせなかった
まぁどちらの理由にせよ、聖女と言われるのは好きじゃない
｢新しく現れた姫は、下のものに優しくしかし貴族の根本たる何かを害している。
おっと…気分を害されぬよう。私はあなたが好きなのです｣
｢別に害してはいません。本当のことですから｣
今、変な人と言葉を交わしてしまったと後悔してる……
なんだろう、この好奇心に溢れる目は
満月よりも綺麗な癖のない金の髪がいやようにも彼を際立てていた
でもその輪光の先には私しか映していなくて気味が悪い
名前と身分を聞いてさっさと部屋に戻ろう
｢あぁ、まだ名乗っていませんでしたね。
シャドリックと申します。どうぞ親しくシャーリーとお呼びください｣
まるで私の心が筒抜けのような気分だ
あの鋭い目は全てを見通していて、私の考えることすべてダダ漏れなんじゃないか
そうなるといよいよ私の秘密がバレそうで怖い
なるべく関わらないようにしよ
｢闇の神が私たちを遮るようです。
また光の神が私達に縁を与える時に、シャドリック様｣
無闇に部屋から出るのやめよう…。
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水無瀬 - なるほど。そうなんですか！わざわざ説明ありがとうございます!! (2021年6月20日 14時) (
レス) id: 21dd47dd78 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - 水無瀬さん» 今晩、全て精査しきちんとバグらないように治しますので、少々お待ちください。 (2021年6月18日 17時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - 水無瀬さん» いきなり報告もなしに、カギをかけてしまいすみません。占ツクがわなのか、私の更新の仕方がいけなかったのか、話数と内容の順番がめちゃくちゃになってしまい、何度やっても正常にならないので、1度時間がある時にきちんと直そうと思い一旦鍵をかけてます。 (2021年6月18日 17時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
水無瀬 - パールさん初めまして！私はパールさんの作品が大好きで更新を楽しみにしているのですが、婚約者を幸せにしたい。�擦離僖好錙璽匹魘気┐凸磴┐泙垢任靴腓Δ�？ (2021年6月18日 17時) (レス) id: 21dd47dd78 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - 表示されました！ご迷惑をおかけしました‥‥ パールさんねむさん有り難うございました！お手数お掛けしてすみませんでしたm(._.)m (2021年6月5日 2時) (レス) id: 064c02c015 (このIDを非表示/違反報告)
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