過 保 護 の パパ 7【まふまふ】

番外編3 ページ46

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｢きゃぃっ…！｣




いきなり私の首にパパが手を当ててきた

冷たくて、瞬発的に体を前に倒して逃げる





｢な、何するの！｣




体はパパの足に挟まれているのでそんなに動かせないが、首だけ後ろを向いてやるとパパが意地悪そうな顔で笑っていた




｢誰かさんを温めてたせいで、僕の手が冷たくて｣



｢だからって、急に首に触るなんて……｣




くすぐったいし、冷たいしでダブルパンチだ



もちろん先にやったのは私だけども







｢パパこっちに手、出して｣





私の肩の上からパパの２本の腕が伸びてきて、あまり陽に当たっていない不健康そうな肌が色が見えた





｢パパこそ、冬服着なよ。なんでこんな薄着なの｣



｢暖房ぬくぬくで過ごすから別にいいんだよ｣



｢エコじゃない｣





パパの骨ばった手に自分の手を重ねた


確かにパパの手は冷たくなっていて、ちょっと申し訳ない気分になった


擦りながら懸命にあっためてあげる





｢両手が使えないのひまぁー｣




｢私の頭が割れそうです｣






頭の上にパパが顎を乗せているのか
パパが喋る度にガコガコと痛い



でも背中も足も手も暖かいので、痛いのぐらいは許してあげよう。





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リクエストで『イチャイチャ』でした



2人がなぜこれで照れないのか

いや、内心はどちらか照れてるはずっ


と、作者は願ってます。



リクエストありがとうございました！

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