過 保 護 の パパ【まふまふ】[完結]

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ものすごく小柄な女性だ

私は160cmあるので、女性にしては平均かそれよりちょっと高いかぐらいだ


その私の顎ら辺に頭がきているので、140cm台なのではないだろうか



私の前を歩く女性はとっても可愛らしい
小動物みたいだ



髪の毛金髪だし……小学生なんてことは無いだろうけど




｢あぁー……お茶飲むか？｣




人見知りなのだろうか

私と目を合わさず、遠慮気味に勧められた




｢大丈夫ですよ｣




｢そうか。………そうか。｣




挙動不審になりながら、ソファーに座るので、私も後を追って座った




｢あの……どちら様か聞いてもいいですか？｣



｢あー、わしは96猫と申す者です。はい。｣




クロネコ……？
宅配業者？



あまりのキラキラネームに突っ込むのもためらわれ、曖昧に頭を下げた




｢あ、あんなぁ！天月に頼まれてん。
まふくんの子が遊びに来るから、女子同士仲良くしてって！｣



いきなり言い訳みたいに早口になりながら、私に現状の至を話してくれる


色々突っ込みたいところだけど、とりあえずクロネコさんには落ち着いてもらいたい




｢クロネコさんってお呼びしてもいいですか？｣




｢どうぞどうぞ｣





｢私のことはAって呼んでくれるとありがたいです｣




さっき、名前を呼ばれたので私の名前は知ってるはずだ




｢Aちゃん……｣



｢はい｣



｢ええ子やねぇ｣




｢はい？｣

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