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｢んでさー！今日彼氏がー！｣
今日も学校のある普通の一日で、秋も本格的になり景色が大人っぽい感じだ
気温も過ごしやすくて毎日の気分も上がる
そんな中私の友は彼氏の悪口で興奮気味だ
｢ありえなくない！？｣
｢いやでもさ、彼氏さんにもきっと大きな事情があるんだよ｣
｢いや、許せん！今回ばかりは許せん！
ってあれ？電話光ってるけど……？｣
彼女がほれほれと指さすのは私のスマホで確かにピコピコと光っていた
ロックをあけてから通知を見れば不在着信だった
｢なに？電話？｣
｢うん、そうみたい｣
そして問題はその相手がそらるさんなことだ
今昼休みもあって人は多いし、廊下にも沢山いる
中々かけにくい状況だ
｢いいよいいよ、私の話はまた後ででも｣
｢いや、大丈夫だよ！あとで電話するから｣
案の定彼女は私に遠慮してくれるし、うぅーーどうしよう
｢でもさぁー彼氏が1度もいたことない人に聞かせてもなぁー｣
ねっ！っと言ってほれと背中を押してくれる
言ってることはとてもグサッとくるが──本当のことすぎてグーの音も出ない──彼女は私に罪悪感なく折り返し電話をして欲しいのだろう
｢いや、本当に平気！ほら！今、後でかけますって打ったし！｣
そう？っと私の開くトーク画面を訝しげに見る
きっとそらるさんもお仕事中だし……いやむしろだったら今すぐ折り返した方がいいのか
いやでも場所が……
きっと私は面白い顔でもしていたのだろう
彼女は腹を抱えて笑っていた
｢なに、あんさん男友達に敬語なわけ？｣
そりゃ彼氏できんわっと机まで叩いて笑う始末
｢うるさいなぁ……いいのぉー！｣
｢Aは可愛いね、ピュアッビュアで！
まぁだからこそ危なっかしすぎて目が離せられないんですけど｣
｢お世話になってます……｣
体育祭やら部活勧誘で何度彼女に助けて貰ったことか
私もはっきりと物事を言えるようにならなくてはならないとその都度思うのだが、なかなか実行には難しい
｢まっ、じゃあ私の話を聞いておくれ
私の残念な彼氏の話を｣
｢うん、いつも勉強になってるよ｣
｢え、反面教師扱い……？｣
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パール(プロフ) - ろっとさん» あ、ありがとうございます(><)私もどうなっていくのかワクワクしながら書いているので、のんびりですが、これからもよろしくお願いします (2019年3月16日 9時) (
レス) id: 432a657fc6 (このIDを非表示/違反報告)
ろっと - 最近おすすめにでてはまりました めっちゃ面白いです 更新たのしみにしてます (2019年3月16日 3時) (レス) id: 9921b601f6 (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - １！更新楽しみに待ってます！ (2018年12月26日 23時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
狐珀(プロフ) - 2です。これからも更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2018年12月23日 21時) (レス) id: ea2ab5c689 (このIDを非表示/違反報告)
冬夜 - ２です これからも更新頑張ってください！ (2018年11月26日 19時) (レス) id: 9fc62d19cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パール
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pearl12261/
作成日時：2018年11月17日 9時
