D.gray-man 探して見つけた〜思い出のページ〜

ページ23 ページ25

.





「なんで……」


その声に返してくれる声はない

ただ水の音が聴こえる
寒い冷たい風にきれいな金髪が揺れる


寂しいよ寒いよ
独りはやだよ

独りは嫌い

嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い


少女の幸せは一体どこへ？
なぜこんなことになったか、少しページを戻ってみましょう


少女は1日の大半を図書館で過ごし本にのめり込みます

対して少年はだんだんと来る日が少なくなっていきました


「よっミカ‼」


「ネアっ‼」


ミカは本を投げ捨てネアに抱きつく


「なにー何でそんなに今日は大胆なわけ？｣


「どっかの誰かさんが全然来てくれないんだもの」


「そりゃーわるぅーございました」


ネアがミカの頭をなでてやればミカは笑う

この少女はネア中心に回っている

そう言い表すのが妥当だろう

それほどまでにあまりにも固執しすぎている


「な、海いこー！」


「海？」


「そっ！海‼今行こ！」


「そんな急に……何の準備もしてないし」


「今！今すぐ行きたいの！」


「そんなこと言われても……もう夜遅いよ？
それに冷たくて入れないし。夜の海は危ないんだよ？」


「いーまー！」


「もぉー分かったよ」


「よっしゃ！」


「このガキ」


「うっさいババァー」


「むっ！」


「今年で何歳よ？」


「覚えてるわけないでしょ！さ、行くわよ‼ 」


「はーい！」


ふたりはあの部屋に向かう

ピアノの部屋


「──ゲート接続」


すべてのカギが揃い扉は開かれる
少女の声と少年のピアノ
唄を曲に変え『希望』となる日を待ち焦がれて

ページ24→←ページ22

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す