D.gray-man 探して見つけた〜思い出のページ〜

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──オレらの新居にしようぜ


「えっ…………うぅ///うぅ〜…………う……」


「いい考えだろ？内装とかは任せるから、でもそれを動かすキーはオレが決める」


「うぅ〜……わかった。」



──イノセンス発動


この能力は『見たものを造れる』なんて言ってるけど本当は違う

本当はイメージ力の問題なんだ
私が1からイメージすることができないから見たものを造れるなんて言ってるだけ

私が使い方を理解しそれに明確なイメージがあれば空想上のものだってできるんだ


さぁーイメージしろ
私とネアの──────新居となる2人だけの秘密の場所を


私の大好きな白
白い街

ロードのドア
本のようなカラフルな世界

私が神になったあの場所
中央にきれいな湖を

私の苦い思い出の城
本拠地

私が持ちゆるすべてをイメージしろ！


──ﾊﾟﾝ

ゆっくりとめを開ける


「すごっ‼」


ネアがはしゃいでいる方──空に目を向ける
底には白いキューブがあった


「うまく……できた」


「ミカっ！これどうやって入んの‼」



「ちょっ待って！はしゃぎすぎ」


「いやミカ、お前すごいよ！本当に！」


「うっ…………」


「真っ赤！ミカってよく赤くなるよな」


「うっさい！開けないよ‼」


「げ……それはマジ勘弁‼」


「いい？この方舟は私とネアのもの
従って私たちしか動かせない」


「りょーかい！ 」


「じゃぁ開けるね」


ネアが方舟の動かすカギを決めたいというからそこはまだ決まっていない

つまりこの方舟(家)はカギがかかっていない状態だ


──ﾄﾝ

足で地面を踏めば１と書いてある白い物体が現れる


「え、なにこれ⁉かっけぇー‼」


「どうも……」


「オレいっちばーん‼」


「えっ！ちょっ‼」


ネアを追ってミカも方舟の中へと消えていく
人類……いや生物初の方舟へ足を踏み入れたのは幸せな2人でした

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