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7000年前の話
昔むかしの物語。
ハッピーエンドかバットエンドかまだ物語は終わっていない
7000年前あったことといえばノアの大洪水があった頃
少女は初めごく普通の人間だったのです。
「お母さーん?私、ちょっとクチナシの実取ってくるね」
お母さん「気をつけるんだよ」
「はーい!」
金色の麦畑の中を歩き森に入っていつものところに向かう
あ、ドングリ
もうそんな季節?早いなー
そろそろ食料も保存していかないと……
かごの半分を埋めるドングリを拾ってから、気を取り直して歩き出す
アレ……蝶?こんな季節に?
おかしい……いつもはぶどうの季節に飛んでいるのに……
少しだけ、ちょっとだけと思いながら後を追ってみる
紫色の蝶はいい匂いを香らせながら飛んでいた
ん?足が冷たい……
足を見れば、もう肌色ではなく真っ黒になっていて水に浸かっていた
うそ……ここどこ。そんな遠くまで来たかな……
もっと周りを見て歩くんだった、早く戻ろ
「まって」
「えっ⁉」
女か男か
子供か大人か
なんとも言えない声が私を呼び止めた
──私が人間を止めたのはこの時なんだ
「えっとー……誰ですか?」
相手は湖の真中に浮いていて、白い光に包まれていて顔も分からない
「そうだな……私はこの世界を造った者かな」
「なにそれ、おかしいよ。そんな人が生きているわけないもの」
「そうだね。人の寿命は短い。でも、私は人ではないからね
それよりも、もっと夢みたいな存在」
「……よく分からないよ。
じゃあ、私帰るね。あんまり遅くなるとお母さんが心配しちゃうから」
「待って!」
「なに?」
1度空を見てまだ日が沈むまであと少しあることを確認してから足を止める
これくらいだったら走って戻れば大丈夫だよね
「お願いがあるんだよ」
「おねがい?」
「そう。キミに…………神になって欲しいんだ」
「かみ?何それ」
「私のことを皆は神と呼ぶんだ」
「私に“あなたになれって”言ってるの?」
私の26歳の誕生日
私は変な“神”というものに会いました
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
51人がお気に入り
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ミリア - すごく気に入った作品シリーズで大好きですもし今後他の作品を作る予定があったらディーグレイマンの世界にトリップか転生したKか銀魂の銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけて更新頑張って下さい応援してます (2017年8月27日 11時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - 梅雨さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年8月7日 5時) (レス) id: 7d230edd47 (このIDを非表示/違反報告)
梅雨 - 続編おめでとうございます!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2016年8月7日 2時) (レス) id: 8a6c331402 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パール | 作成日時:2016年8月6日 9時