D.gray-man 探して見つけた〜思い出のページ〜

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「おいお前」


「──────」


「お前って！！」


「っ！」


手を掴みこちらを向かせる

──なんて顔してるんだよ。お前は神で人間のトップで何千年も生きてるんだろ？
どうしてそんな顔してるんだよ


「痛いよ…… 」


「いいか、お前は“バケモノ”だ！人間じゃない！！」


「＿＿＿＿っ！知ってるわよ！私はバケモノなんだ！あなたに改めて言われる筋はないわ‼」


「だってお前は神なんだろ？だったら人からしたらバケモノだ。そしてノアのオレもまた同じバケモノだ」


あぁ……この人は私を慰めようとしていてくれたのか


「ふっ…………ふふふ……」


「な、なんだよっ」


「いや、あなたいいバケモノ(人)ね 」


「知ってる」


「あはは、何それー」


久しぶりに笑ったかもしれない
神になってミカになって初めて……


「私、あなた嫌いよ」


「お前、容赦なく言うよな……。一目惚れした相手に嫌いとか」


「あなたこそ私の領域にズカズカ入ってくるし、私を光に容赦なく引っ張るし」


胸が苦しい。頭が真っ白。手に汗がにじむ


「私は神で、あなたはノア」


いつも普通にしている呼吸さえ仕方が分からなくって、息があがる


「でもね

───────私のフィアンセにしてあげる」


自分の思いを言葉にするのはこんなにも難しいことなんだ


「─────ぷっ、ははは！なにそれ」


「笑うな‼」


「オレノアの中で異端だからさ」


「『人が嫌いな神』と『ノアからハブのノア』。私たち似たもの同士ね」


「はは、そうだな」


「私人は信用しないけど、あなたなら頼ってもいいわ」


「バーカオレら敵だっつーの」


「いいの！神のミカじゃなくて、人の◇◎●●#◇としてだから！」


「んじゃオレも14番目じゃなくて、ネアとしてってことで」


「ええ！また会いに来てちょうだいね！」


「また危ないことすんじゃなねぇーぞー」


「“うん”！」

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