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少女の天使のような白い手も、お気に入りの真っ白なドレスも真っ赤に染まっていく
路地には
「本当……汚い」
これどうしよう
何も考えずにやっちゃった……
まぁ、いいや。ひとりやふたり消えたところでなんの……
「お前何やってんだよっ！」
「なにって？」
こいつ血のっけ多すぎるだろ
手についた血を舐めている。その姿すら美しくって魅了していく
「お前人間の味方じゃないわけ？」
「ええそうよ？」
「じゃなんで……」
「殺したのは“人の私”。人間を護るのは“神の私”」
「何なんだよ…………。ったく、とりあえずそのナイフ捨てろ」
「そんなの無用だわ」
あいつは手を開く。ナイフは自然の力で落下していく
そして……消えた
「なるほど、イノセンス」
「ええ。私は“自分が見たものを造れる”能力」
「そんなこと敵のオレに教えていいわけ？」
「別に構わないわ、あなたが何のノアか分かれば能力も分かるもの」
さすが神様
オレがノアだってお見通りってわけだ
でも残念だな……
75年も眠ってたから情報が更新されてないんだ
オレが14番目なんてこと思いもしないだろう？
「とりあえずその服どうにかしろよ。そんな血まみれで」
「あなたには関係ない。どうして追ってきたの」
「単に気になったから？」
「私の情報でも集めたいの？」
「いや、だから気になったからだって」
俺の答えを聞くなり何故か震えながらうつむく
なんかまずいことでも言った？
「私のどこが…………だって……私＿＿＿」
「なに？聞こえない」
「私は“バケモノ”だからっ！」
「だから気になるのはおかしい？気に止めるのはおかしいって？惹かれちゃダメだって？」
「ダメ……じゃないけど。変だよぉ……」
なんだこいつ。急にキャラ変したぞ？さっきまであんな冷たかったくせに
今じゃ見る影もなく、ただの女の子が目の前にいる
「フランスのあの事件もそれが原因？」
「…………っ！あなたには関係ない！！」
──ﾁｸﾘ
頬が痛む
触れば手は真っ赤になっていた
早すぎて見えなかったけど、たぶんナイフを投げられた
なんかヤバくね？我忘れちゃってる感じなんだけど
ミカは焦点があわず、頭を抑え何かを呟いている
──あぁ神がなんてざまだ
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
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ミリア - すごく気に入った作品シリーズで大好きですもし今後他の作品を作る予定があったらディーグレイマンの世界にトリップか転生したKか銀魂の銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけて更新頑張って下さい応援してます (2017年8月27日 11時) (
レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - 梅雨さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2016年8月7日 5時) (レス) id: 7d230edd47 (このIDを非表示/違反報告)
梅雨 - 続編おめでとうございます！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2016年8月7日 2時) (レス) id: 8a6c331402 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パール
| 作成日時：2016年8月6日 9時
