D.gray-man 探して見つけた〜思い出のページ〜

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「おおーい！死んでんの？人形なの？」


「…………。」


２度目の覚醒の第一の声がこれ

目に飛び込んできたのは


「あ、起きた。生きてたんだな」


「…………あなた、だれ？」


「ん？オレはネア」


「あらそう。」


「……え、え？それだけ！？」


さて、とりあえず外に出ようかな

どうしてこんなところに人がいたかは知らないが、関わらないに越したことは無い
無視して横を通り過ぎる

確か、私が眠ってから75年も経っている
もうこの国は再建したのね。恐ろしき人間


うろ覚えな廊下を人に合わないように進んで外へ出る


街はそう。言葉に例えるならキラキラしていて眩しい
私の知らない物ばかりで、うるさい


「そこのレディー？いい身なりしてるね」


「それドレス？いいとこの貴族様がこんな庶民の場所に何の用かな？」


「……。」


汚い……
と言ってもケンカを売ってもいくらかは融通が聞くレベルのお坊ちゃまではあるのだろうけど


「ちょっとこっち来いよ」


っ！

ゾワっと鳥肌が立つ
つかまれた腕を引かれどんどんと狭きところに入っていく

気持ち悪い……早く


────ヤッテシマオウカシラ


「さぁ、レディー身ぐるみを……」


──ﾋﾟｼｬｯ

生温いものがほほをぬらす
汚い……


「うぅ…………ぉオイッッッッ！なにをしてるんだよお前！｣


「うるさい」


本当にうるさい
耳障り


あなた達みたいなのがいるから世界が汚れる

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