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「な、んで…」
友人「しかも隣にいる人チョーイケメン!!瀬田さんって案外モテるんだね〜♡」
「…ぇ、えと」
私の頭の中は混乱していた。
数週間ぶりに見た彼は相変わらずにカッコイイ
あぁ、まだ胸がざわざわする。
こんなに踊らされてバカみたい…
冬華「瀬田!担当者集合ですって、早くしなさいよ」
「は、はい!」
冬華「…何よ、なんか顔色急に変よ?」
「そ、それが…」
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冬華「はぁ!?千紘がいるの!?!?」
「そうなんですよ…」
冬華「あんた、千紘に捨てられたんじゃないっけ〜?」
「そうなんですけども」
冬華さんに成瀬くんとの事を言ったのはついこの間のことだが、その後に何かがあったわけでもない
だからなんでだろうか
お兄さんも私や冬華さんの大学は知っているはず
冬華「はぁ〜…ありえない、人がせっかく忘れようとしてんのに出てくんじゃ無いわよ」
「…ほんとですね」
苦しいのは一緒だけれど、冬華さんはきっと
私の比にならないくらい辛かったはず。
―――只今より、笹ヶ丘学院大学ミス・コンテストを開催致します。
冬華「…まぁ、いっちょぶちかましてきますか!」
「はい…!」
冬華「はい…!って、出るのは私だけどね〜?」
「わ、分かってますよー…笑」
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紫雲(プロフ) - 最高なストーリーじゃないですか…!! (2022年4月18日 22時) (レス) @page32 id: 0ba2e60f2f (このIDを非表示/違反報告)
桜夜桜もち - これは…裏で冬華と兄がくっついてたり…?(笑) (2021年6月24日 22時) (レス) id: 54667db88c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セピ | 作成日時:2021年2月19日 1時