恋の魔法には期限がある (ページ10)

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萩花さんにこれが似合うと言われ
青いドレスを渡される

「え、でも、私こんな、、」

萩「いいから早く来て！」

「はいっ、、」

この子美人やけど棘すげーな

「着ました、」

萩「めっちゃいい！！

ドレスはそれで決まり！！」

次はメイクね！と椅子に座らされる

萩「あ、自己紹介忘れてたね」

え、今更ですか？！

最近、私の周りぶっ飛んでる

萩「私は藤井萩花！高校1年生」

「えぇぇえ？！高一？！」

え、？私より年下に見えへん！

え、っていうか、藤井って、、

萩「よくそういう反応されるー笑

お兄ちゃんの友達にも最初はビックリされてた笑」

「えっと、流星様の妹さんなんですか？」

萩「そー！」

通りで似てるわけか

っていうか家族じゃなかったら勝手に部屋に入られへんしな

萩「私は普段アメリカに留学してるから日本にはおらんねんけど、今日はお兄ちゃんの婚約者を決めるパーティがあるから帰ってきたの」

「なるほど、、」

留学ってすごい

萩「っていうか、なんでお姉さんジャージやったん？笑パーティやのに笑」

「だってジャージパーティだって言われたから、」

萩「あーそういうこと。

お姉さんにそんなこと言ったの誰？」

「藤宮佳乃っていう子」

萩「あーあの藤宮家のクソ娘ねー

っていうか、そんな分かりやすい嘘になんで騙されたの？」

「パーティとか初めてやから、ほんまにそういうものがあるんかと、、、

藤井様って結構ぶっ飛んでるから、、。」

萩「あっはっはっは笑

確かに流星はぶっ飛んでる笑」

そんな笑わなくても、、笑

萩「お姉さん、名前は？」

「吉川 Aです」

萩「Aちゃんかぁ！いい名前！ふふふっ」

萩花さんはふふふっと楽しそうに笑う

萩「いいこと思いついちゃった」

「いいこと？」

萩「Aちゃん、パーティでは正体隠そ！」

「え、なんで？」

萩「いいからいいから笑」

兄妹揃ってよく分からない