叶わぬ恋は人を盲目にさせる【^ra^】

好きが9 ページ10

“＿＿＿に、お＿で、、？”



“ほら、、＿＿なろうよ、、、ね？”



真っ暗な空間でそうやって声をかけられる。




『なんて言ってるかわからないわ、、、』




“、、、、こっちに、おいで、、？”



“ほら、楽になろうよ、、ね？？”




さっきよりも聞こえる声で言われた。




『楽になれたらどれだけいいことか。でも、死ぬのは御免よ？まだ、生きていたい、の、、きっとね』




“でも、学校でも居場所はないし、アイツが帰ってきたら、また暴力だよ？”




『それでもいいの、』



“今思っていることを言ってごらん？？”




『ほんとは、生きるのが辛い、、けど、らだ先生に会いたいから、、、』




そう言って微笑む。あぁ、まだ少ししか会ってから時間が経ってないのに。一目惚れって、こんなに依存しちゃうんだ。




“でも、らだ先生にも、裏切られるよ”



『私は、信じてる、、裏切られても良い、、から』




“貴女はそれがトラウマなのに”




『違うッ！』




“ほんとは誰も信じてないのに”




『そんなこと、ないッ！』



“感情だってなぁーんにもない”



『ッあぁ”ーーー！！！！うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいッ！！！！』




“ねぇ、ワタシと交代しない？もう一人の私”



光輝く、もう一人のワタシが出てくる、わたしにはその光が眩しくて、こう言い返す




『そんなの、嫌だッ！！！』




“でも貴女は、、、もう限界をとっく〜に超えてるよ？？”



『超えてない、私はいつだって感情があるし、信じてる人だっている！！私の意思は曲がらないから』




“ふーん、そう、、、じゃあまた、、会いにくるから。”




『もう、、来ないで』




“ワタシと変わらなかったこと、後悔するよ、、？くすす、、あはははっ！！！”



そう言いながら消えて、私も目の前が暗転した。







私は部屋の椅子に座っていて、、、ずっと風が窓ガラスに当たる音が響く



時計を見ると8:00を指していて。ギターを弾きながら寝てしまったのか。と理解した(作者体験談、これマジで寝た☆)



『今日は休日だし、どこかに出掛けようかな、、、』



私は悪夢を忘れるためにそう、言葉を放った

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