叶わぬ恋は人を盲目にさせる【^ra^】

好きが22 ページ24

tt視点



息を引き取った。間違いなかった。



紙を開いてみてみる。そこには




ー私の名前。一度もよんでくれなかったねー




そう書いてあった。




″私の名前、最後によんでくれたのっていつだったかしらね″



あいつ、、、いや桜(母)も同じ事を最後に書いて渡してきた。



俺は人生で二回目。声をあげて泣いた。




tt「A、Aｯ！！」



後ろから、ﾄﾝﾄﾝ、と叩かれる。



見覚えのあるやつだった。



tt「お前は、、、桜の、、、」



ra「弟です。″生徒″へ会いにきました。」



そういいながらにこり。と張り付けた笑みで笑う。寒気を覚えた。



tt「生徒、か、そうか、、」



立派になったな。そう言おうと思ったが、先に。



ra「娘さんのことですが。」



tt「、、、どうした」



ra「虐待、、、されてましたよね。」



は、何いってるんだ。俺は虐待なんかしていないし、どういう風に暮らしているのかも知らなかった、、、



次の瞬間。病室に飛び込んできたのは、俺だった。



違う。俺じゃない。じゃあ、お前は、、、、



tt「徳。犯人は、お前か。」



徳。拓(父)の弟。表記ーtk



tk「犯人って、、、はは。こいつじゃあねぇか。兄貴を不幸にさせたのは。」



そういってAを指差す



tk「だから俺が水に＿＿＿を入れたのを持っていった。こいつはその水を飲んで死んだ。」




tt「そうか、今まで全部全部。俺を不幸にしていたのは。」




tt「紛れもない。Aではなく、お前だったんだな。」



tk「は、兄貴何いってｯ、俺は、兄貴のためにｯ！！」



tt「出ていってくれ。早く」




そうして冷たくなったAを抱き締めて。



今まで、申し訳なかった。



そう呟いた。



病室には一本のネリネが誇らしく堂々と咲いていた。






ネリネの花言葉ーーまた会う日を楽しみに






BUTEND？-3


もう一度




どの記憶を思い出しますか



記憶20⬅ﾋﾟｯ



記憶20を思い出します、間違い無いですか？



はい⬅ﾋﾟｯ

いいえ




記憶を思い出しています、、、



無事思い出せました




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




END-3回収、おめでとうございます。



ネリネという花。実はらっだぁさんが持ってきました。




これがどういう事を意図するかは、分かりますか？




これからもよろしくお願いします




残りEND数.3

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