私の隣 -５- /* 【名前変換ｵﾘｼﾞﾅﾙ*】

§story - eighty one ページ2

ありさ「酷いよっ…」


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ﾊﾞﾝｯ


勢いよくドアを開けて
図書室から出て行ったありさ。


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私のせいだ。

私が
二人でいたから。


舞い上がったりしたから。


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颯を見ると
じっとドアを見つめたまま動かない。


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追いかけないの？
誤解とかないの？


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何もしようとしない
颯に
少し苛立った。


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A「なにしてんの？」

颯「何が」

A「変な誤解されたままだよ？」


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颯「いいよ。別に。

もう
どうでも。」


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たどたどしく言う颯


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嘘つき。
絶対動揺してる


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颯「俺さ…」


何かを話そうとしてる颯の目は
凄く哀しげで


そんな表情見たくなかった


.


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A「……そうゆうの

最低だと思う」


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気づいたら


なぜか


思ってもないことを言ってた。

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