23話(※) ページ24
◇
『…ん』
随分と寝ていたからなのか、さっきよりも体が楽になった気がした
でも何故か背中の方に少し違和感があったので、1度確認しようと思い、体を起こそうと試みた
『…は』
俺は驚愕した
なぜならそこには、キバナが俺の腰を抱いて寝ていたからだ
キ「ん、おぉようやく起きたか」
少し眠そうな目をして、昼間と変わらない笑みを浮かべた
でも少し頬を赤く染め、息が荒いように感じた
『っ、キバナ何やって、ひ』
キ「何って、まだなんもやってねぇから安心しろ」
そう言ってキバナは、俺のはだけたタンクトップの中に手を滑り込ませてきたのだ
『キバ、ナｯ♡、やめ、ろｯ、てｯ♡』
俺よりもふた周りほど大きいキバナの手は冷たくて、俺の腰のラインを細長い指でなぞったり、腹筋の感触を確かめるよう手のひらで全体を覆ったりしてきた
キ「なンだよ、すーぐに気持ちよくなれるぜ」
そう言って俺の顎を掴み、キスをしようとしたキバナ
だが俺は、今ようやく気づいた
こいつ、酔っ払っている
混乱と快感で意識が朦朧としていたが、キバナから酒の匂いがして一瞬で意識が覚醒した
『キバナ、おま、え、酔ってるだろ、！』
キ「んー、なんのことだよ」
意識が覚醒したのは良かったが、俺の問いかけにへらへらと笑い、話を受け流して行為を中断してくれない
流石に俺よりもはるかにタッパのあるこいつを退かすことは出来なかった
あぁ、このまま俺はキバナに掘られて明日腰を痛めながら開会式に行くのか…
しかし、俺が抵抗を諦めようとした瞬間、脱ぎ捨ててあったナイロンジャケットの中にあったモンスターボールからヌオーが出てきた
『、っえ？』
ヌオーは俺にかからないよう、キバナに向かってしおみずのような技を放った
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優璃 - めちゃくちゃ続きが気になる…ゆっくりで良いので頑張ってください！ (2023年1月13日 23時) (
レス) @page26 id: 190960af7c (このIDを非表示/違反報告)
安本丹 - え、好き。（突然の告白） (2022年12月11日 10時) (レス) id: 3a9b32bc5f (このIDを非表示/違反報告)
ももこ(プロフ) - めっちゃ続き楽しみです。 (2022年10月23日 8時) (レス) @page22 id: 4b14f6b623 (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - おじさん@掛け持ち失踪の妖精さん» ありがとうございます。初めてビート攻めを書いたので緊張しましたがそう言ってもらえて嬉しいです！ (2022年8月13日 13時) (レス) id: fa84ccf9c3 (このIDを非表示/違反報告)
おじさん@掛け持ち失踪の妖精 - ビート×夢主(♂)…良いですね。 (2022年8月8日 22時) (レス) @page19 id: b29450610e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シグマ | 作成日時：2022年4月6日 17時
