10話 ページ11
『あんなこと言って出てきたけど、これからどうするか……』
とりあえず昨日いたワイルドエリアに向かおうと、ブラッシータウンの駅に向かう
帰る家がない時点で詰んでいるが、何もしないよりはマシだと思う
『はぁ……』
「ヤァン」
『ん？え、ヤドン……！？って頭としっぽが黄色……？』
電車を待っているとヤドン？が駅のホームをとしとし歩いていた
頭としっぽが黄色ってことは、この地方の姿ってことか？
俺はそうこう思っている間に近づいてきた野生のヤドンを抱きしめた
気づいてる人もいるかもしれないが、ヌオーやヤドン、メタモンのような、謎の緩さと愛嬌があるポケモンが好きだ
こういうポケモンは、言っちゃ悪いがあほ面で凄く可愛いと思う
『あ〜〜〜〜〜〜ヤドン可愛いなぁぁ』
ヤ「ヤァン♪」
俺に褒められたのか、ヤドンは嬉しそうに鳴いた
『俺、いきなりここ来るわバトルするわで疲れたよ……来週チャンピオンとバトルだよ〜？』
色々ヤドンに愚痴を零していると電車が来た
『あ、ごめんな、俺もう行くな』
じゃあな、と手を振って足早に電車に乗った
『ふぅ、』
ほんとはあのヤドンを捕まえたかったが、生憎ボールが無かった為捕まえることができなかった
ヤ「ヤァァァン」
『ぇ？！』
暫く電車の窓の外を眺めていると、先程のヤドンが通路をとしとしと歩いてきた
俺はビックリして声があまりでなかった
そしてヤドンの鳴き声が思いの外大きく、車両にいた人達の視線が俺とヤドンに集まる
『うぇ？！あ、と失礼しました……！』
タイミングよく、丁度電車がワイルドエリアの駅につき、羞恥心からか少し急ぎめに電車から降りる
しっかりとヤドンを抱き抱えて
？「(Aさん……！？なんであなたがここに…？)」
『は、はぁ、ヤド、、着いてきちゃ、たのか』
ヤ「ヤァン！ヤァン〜」
『ごめ、ちょ、休ませて』
もともと体力皆無の俺は少し走っただけで息がきれてしまった
しかも足にヤドンがしがみついたまま
ちなみにヤドンは36kgある
大分凄いと思う
近くの木の下で一休みする
少し暑さにもやられてしまったようで体が熱を帯びる感覚を覚えた
水とか持って来れば良かったなぁ
？「Aさん、これを」
『あ、ありがと』
ん？？？？？？？？？？？？？
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優璃 - めちゃくちゃ続きが気になる…ゆっくりで良いので頑張ってください！ (2023年1月13日 23時) (
レス) @page26 id: 190960af7c (このIDを非表示/違反報告)
安本丹 - え、好き。（突然の告白） (2022年12月11日 10時) (レス) id: 3a9b32bc5f (このIDを非表示/違反報告)
ももこ(プロフ) - めっちゃ続き楽しみです。 (2022年10月23日 8時) (レス) @page22 id: 4b14f6b623 (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - おじさん@掛け持ち失踪の妖精さん» ありがとうございます。初めてビート攻めを書いたので緊張しましたがそう言ってもらえて嬉しいです！ (2022年8月13日 13時) (レス) id: fa84ccf9c3 (このIDを非表示/違反報告)
おじさん@掛け持ち失踪の妖精 - ビート×夢主(♂)…良いですね。 (2022年8月8日 22時) (レス) @page19 id: b29450610e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シグマ | 作成日時：2022年4月6日 17時
