2-10話 ページ11
Aside
ガラッ
バスから降りると
そこには私たちがこれから合宿をともにする
稲荷崎高校のバレー部の人と先生がいた
黒須「遠いところからありがとうございます」
斉藤「いいえ、こちらこそ連絡ありがとうございます」
先生同士が話し始める
A『五色君(コソッ)』
私は五色君の袖をクイッと引っ張り声のボリュームを落とす
五色「うーん…」
A『あの人監督?』
五色「うん」
まだ眠いのか目を閉じたまま
乾いた返事を返された
A『・・・』
イラッ
ダンッ
五色「っっ!?いったっ!?」
五色君が大声で騒ぎ足を擦る
察した通り、私は五色君のあまりの適当さにイラつき足を思いっきり踏んだ
五色「何すんだよ!?」
A『あまりの適当さに−25』
五色「−25!?いや、俺選手だからな!?」
A『・・・あっ、そうだった』
そういえばここにバレーしに来たんだった
A『ごめん』
五色「・・・許す」
斉藤「工!騒がしいぞ」
五色「えっ、あっ、すみません」
コーチに注意される五色君
騒がしくしたのは私が発端だが私は注意されなかった
うん、ごめん
鷲匠「A」
A『はい!』
鷲匠「お前もだからな」
A『うぐっ…はい…』
さすが監督
分かっていらっしゃる(私が発端だと)
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作者名:玲葉 | 作成日時:2019年12月8日 19時