#1【シルク視点】 ページ2
A『誤解しないで、恨んでない。だってシルクのおかげで今の私があるんだもん』
アイツは変わってしまった。いや、変えてしまった…
アイツは…Aは俺のせいで変わってしまった。
ンダホと飲みに出かけた帰り、一年ぶりに見たアイツは一年前とはかけ離れた姿だった。
ーーーーーー少し前ーーーーーー【ンダホ視点】
シルク『ンダホさぁ〜、俺って間違ってたのかなー』
顔を赤らめたシルクが俺に抱きついて言う。
酔うとこの話ばかりだ
『またAちゃんの事ー?もう1年だよ?』
シルクには一年前にAちゃんっていう幼馴染の彼女が居た
でも、Aちゃんはお金持ちとの結婚が決まってたらしくて…政略結婚って言うんだっけ?それのせいでシルクと別れなきゃいけなかったんだけど…
Aちゃんは駆け落ちするって言ってんだ。
でも、Aちゃんの家庭は貧しくて借金があるからお金持ちとの結婚が決まってたんだって。
シルクはAちゃんの幸せの為に自分から別れを切り出したんだ。
って、ここまでが俺が知る2人のイザコザ。
シルク『でもさぁ…やっぱり好きだし…』
俺に抱きついたまま駄々っ子みたいに言う
『じゃあ、何でフっちゃったんだよw』
シルク『あの時は…あぁするしかなかったって言うか…アイツの為に…』
震えてる…泣いてるのかな?人の背中で泣くなよ〜(汗)
いつもは『あいつの為だったの!』とか何とか言って終わるんだけど…
今日は2人が別れた日…いつも以上に思い出して泣いたのかな?
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作者名:尾骶 | 作成日時:2017年5月28日 13時