一般人と私【七海建人】【呪術廻戦】

47話 ページ48

夢主said

呪術師になりたいとは思ってたけど、
"呪術師になる=今の仕事をやめる"まで想像がいかなかったな…((
レストランの仕事やめるのは、必然的に当たり前なことなんだけど



呪術師になったら、今の仕事をやめたら、完全に今まで触れあってきた人と切り分けられてしまうようなイメージがある



守られる存在から、守る存在に……



今になって、呪術師という職業の重さを理解した



覚悟が甘かったのかな…
何年か前の病院の時のように、いざってときに動けなくなったらどうしよう
助けられなかったら……



今まで考えなかったような、暗い想像をしてしまった
なりたいという理想から、一気に現実味が湧いてきて怖くなった



世の中良いことばかりじゃないから、これから自分が立ち向かっていかなくちゃいけない壁に不安になった




「責任を感じることは大切ですが、重く考えすぎるのはよくありませんよ」




『！
そうですね』




「たとえ貴女が呪術師でも、私にとって守る対象なのは変わりませんから」




『//……ありがとうございます』




五「なにイチャついてんの？」
『いや、そんなつもりじゃ…』




五「手続き時間かかるから、早くしないと暗くなるよ？」

寒い季節は、日が落ちるのが早い
既に日は落ち始めていた




『ほんとだ、急がないと』




五「じゃあね〜七海」




『さようなら〜』
急いで五条さんを追いかけた

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