33話 ページ34
七海said
五「七海〜!お疲れサマンサ〜!
大丈夫だった?Aちゃん」
「なんですかその呼び方」
五「だって同い年の子だよ?まあ、会ったことないし、親しくないからちゃん付けしたんだけど…へん?」
「ええ。とっても」
五「即答とかヤバ。
Aちゃんの前でもそんな感じなの?」
名前にちゃん付けがおかしいと言っているにも関わらず、言い続けるのは何かの嫌がらせなのだろうか←
何をたくらんでいるんだか…
「"特級呪物"あれは五条さんが持ってきてくれたんですよね?」
五「ん?ああ、そうだよ。家入の言う考えも可能性あるな〜と思って持ってきた」
軽←
明日の朝ごはん無いなみたいな感覚で、この人は特級呪物を持ち出すのか
※許可はとってる。ごり押しだけど
五「役に立ったでしょ?あれ強力だし」
「はい。無ければ死んでいたと思います」
そんなに重症だったの?!と、驚く五条さん
無理はない。本来呪力は負の感情から成るものだから、呪力の持ちすぎ・なさすぎによって体調が悪くなる事はそうない
Aさんのように、嘔吐・吐血まで重症な症状がでた人は、私も初めて見た
強い呪霊祓ったら、最悪死んでしまうのではないかと心配で仕方ない
「彼女の体質なのだと思います」
五「呪術師になるとしたら、致命的だね〜」
ん?
この人は何を……?
「彼女を呪術師にさせるつもりはありません。初めにも言いましたよね?何を言っているんですか?」圧
五「ご、ごめんごめん。その顔やめて?顔怖い」
「はぁ…」
五「何を祓ったらそんなになるの?」
「私の任務対象のはずの1級呪霊を祓いました
家入さんの予想通り、呪力吸収が術式だと思います」
五「やっぱりねー。
つまり、奪えるんだから呪力は底なしってわけだ
これで術式は解決だね」
術式が分かり、今まで起きたことのつじつまが合うには合うが、一つだけ謎のままの出来事がある
それは"初めから見えていなかった"
術式が発覚して、仮に年長のお盆に無意識で使うとする
そうすれば、呪力を吸い取りキャパオーバーで熱がでるのは考えられる
が、術式の使用によって呪霊が見えるようになることはないだろう
憶測だが、彼女の
そして、他者の呪力を吸い取ることによって、現在のような術師レベルの呪力量へ変化した
「まだAさんの術式で、解明されていない点があると思います」
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森 - 面白い小説×ナナミンとか…最高か?? (2022年2月28日 3時) (レス) @page46 id: d826e852a9 (このIDを非表示/違反報告)
風夏(プロフ) - はっ!!教えて下さりありがとうございますコソッ (2021年3月11日 18時) (レス) id: 7e781b4eec (このIDを非表示/違反報告)
面影草(プロフ) - 13話、五条さんが五條さんになってますよ(コソッ 素敵なお話の更新頑張ってください (2021年3月11日 15時) (レス) id: ad0305c35a (このIDを非表示/違反報告)
風夏(プロフ) - マリイさん» 大変だ!ななみんが死んでは皆が困る!!この先もずっと愛してあげてください!! (2021年2月6日 21時) (レス) id: 774efab444 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 建人は私の夫 建人の方から私にプロポーズして来た建人は私が居ないと私に愛されてないと建人死んじゃう (2021年2月6日 14時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風夏 | 作成日時:2020年12月31日 22時