26話 ページ27
夢主said
『はぁ……はぁ……』
今、何故か呪霊に追われている
こうなるまでのお話を、呪霊が立ちふさがった辺りから振り返ろう←
まず、
トンネルから出ようとした時に現れた呪霊は、多分3級(七海に教えてもらった)程度の呪霊だったと思う
トラウマも、そこそこ克服できているし、辺りに人もいなかった
それに出口を塞がれていたものだから、手に呪力を纏って祓った
イラついてたからね←
3級だろうと体に負担はあるから、こんなタイミングで祓うなんて誤算だったなと、後悔するのもつかの間
[キィ]
[ウヒヒ]
[ォオオォオ]
トンネルを出ると
さっきまで居なかったはずの呪霊が、大量に現れた
『は?』
結構真面目に、"ホラゲーの世界に迷いこんだの??" とか "サバイバルゲーム???"と思うほどの変わりようだった
仕方なく、放つタイプで祓っていくも、どんどん集まる集まる…
気分が悪くなってきて、限界感じたから逃げはじめたって訳
で、
でよ??
さっきまでは、私の後ろには強くても2級よりの3級だったのに、いつのまにか1級一体と、2級一体に変化…………
もう、脳みそ的にも体力的にもキャパオーバーだよ
そんな時に思い出したのが、七海さんの言葉
__呪霊関連でもなんでも、困ったことがあれば電話してください__
物陰に隠れて、急いで電話したから、息も整っていないままだった
「Aさん!大丈夫ですか!」
七海さんの声を聞いて、凄く安心した
そして、嬉しかった
電話に出てくれたことにも、助けに行くと言ってくれたことにも
カシャ
『……』
話すほど、力が残っていないから電信柱の、住所を撮って送った
[ドコダ カクレンボ?]
『っ』
助けを求めたとは言っても、すぐに来てくれる訳じゃない
まだチャイスし続けなければならない
知っているはずなのに、夜だからか、全く知らない道のように思えてくる
いつもじゃ、こんな事はないのに原因はこの辺な感じ?
例えてみれば、梅雨の雨の日みたいな……何て言うんだ?
気持ち悪いこの感じ
『…』
ひたすら同じみちを走る
自分の家に連れ込みたくないし、壊されたら洒落になんない
どうしてここまで私一人狙いなのか、疑問に思いながら走り続けた
.
233人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
森 - 面白い小説×ナナミンとか…最高か?? (2022年2月28日 3時) (レス) @page46 id: d826e852a9 (このIDを非表示/違反報告)
風夏(プロフ) - はっ!!教えて下さりありがとうございますコソッ (2021年3月11日 18時) (レス) id: 7e781b4eec (このIDを非表示/違反報告)
面影草(プロフ) - 13話、五条さんが五條さんになってますよ(コソッ 素敵なお話の更新頑張ってください (2021年3月11日 15時) (レス) id: ad0305c35a (このIDを非表示/違反報告)
風夏(プロフ) - マリイさん» 大変だ!ななみんが死んでは皆が困る!!この先もずっと愛してあげてください!! (2021年2月6日 21時) (レス) id: 774efab444 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 建人は私の夫 建人の方から私にプロポーズして来た建人は私が居ないと私に愛されてないと建人死んじゃう (2021年2月6日 14時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:風夏 | 作成日時:2020年12月31日 22時