第６８話：烏野VS音駒連合 ページ5
あれから烏野ベンチにも声をかけて、鵜養さんと武田先生にも了承を得た。
鵜養さんは”大丈夫か”オーラを撒き散らしていたけれど、ちゃんと調整するから、と納得してもらった。
空いてるコートでプチ音駒VS烏野やろう。
そう声をかけて集まった、孝支はじめ2年３名、山口、そして芝山くんと俺。
「数半端だな。どうする？」
『んー、そうだなあ。山口こっちおいで』
「うっ」
妙な声をあげながら山口は音駒連合に合流。連合なんて言っても俺と芝山くんのみだけど。
人数的に３vs３をやるつもりなので、連合はこれで完成。
『烏野はローテして４人で回そう』
「１年生みんなそっちだけどいいの？」
『いいよ。あんまりいじめないでね』
俺の言葉に少し肩を震わせたのは１年ふたり。
でも、と付け加える。
『負けないよ？俺、負けず嫌いだから』
「望むところだ！！なあ？！」
２年生３人は顔を見合わせる。
そして遠慮がちに口を開いたのは縁下。
「大路さん、あの、足は」
『試合フルで出るのはきついけど、ちゃんと調整しながらなら出来るよ。大丈夫』
だから心配すんな、でもありがとう。
そう俺が笑うとやっぱり遠慮がちに３人も笑って。
「よろしくお願いします」
『おー、手加減しないぞ』
「それこっちの台詞だから」
『１年生には優しくしてよ』
「A相手だけの話」
『それはそれでひどくない？』
孝支と軽口をかわしながら、それぞれのチームで作戦会議。
『勝つぞー！』
「は、はい」
「はいっ」
元気ないぞ山口。
『相手先輩だけど関係ないよ。俺は勝ちたい。芝山くんは？』
「か、勝ちたいです！」
『うん、そうだよね。山口は？』
「で、できれば、勝ちたい、です」
『うん！なら勝つために頑張ろう！』
即興のチームで、おそらく今日だけのメンバーだろうけど、なかなかいいチームな気がする。
何より、癒される。
『どっちかって言うと俺が足引っ張るかもしれないから、頑張るね』
「「ま、任せてください」」
声を揃えて言う二人に、思わず笑みがこぼれた。
「始めるよー！」
『よし、行くぞ！』
「「はい！」」
烏野vs音駒連合、試合開始。
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もこ(プロフ) - 出来たらシリーズにしてくださると読みやすいです。いきなりすみません。 (8月2日 16時) (
レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - あすかさん» コメントありがとうございます。なかなか更新できずすみません、、リンクの報告ありがとうございます！貼ったつもりでしたが、確認してみます(°_°)更新頑張ります！！ (2018年6月26日 12時) (レス) id: 921ec050fc (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - この小説大好きです！次の更新楽しみにしてます！でも多分前編にはどちらにも続編リンク貼られてないし続編があるとも書かれていないので、続編があるとは知らずに１や２で読むのが止まっている人がたくさんいると思います。前編は更新停止状態にされていましたし。。 (2018年6月25日 11時) (レス) id: ca5e06f07f (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 夏海です！麗（うらら）で始めました！ (2015年2月13日 23時) (レス) id: de73129859 (このIDを非表示/違反報告)
cat=^・ω・^= - これからも頑張って下さい!!応援してます!! (2015年1月21日 9時) (レス) id: e5b4a0e619 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：浅葱 | 作成日時：2015年1月10日 19時
