【銀魂】「高杉さん、私に惚れてますよね？」「だ、黙れっ！」【高杉晋助】

惚れろ！48 ページ3

貴方side


蝉の鳴き声が聞こえる暑い夏の地球にいる私は、ある場所へと向かう。


A「あっつぅ……」


流れる汗を拭いながら毒のような日差しを浴びながら歩いていると、


「お嬢ちゃん一人ぃ？」

「俺たちとあそばなぁい？」


いわゆるナンパと言うものに絡まれた……。


A「えぇ…あの………」


怖い……………確かに怖い。


よく漫画での女の子は怖いだけの気持ちなんだろうけど私にとっては……怖い、けれどナンパされるだけの女なのだと興奮してしまう………


でも、暑い中よくやるよね…


「ほら、いこうよ。」


グイッと強引に腕を掴まれ、どこかへ引っ張っていこうとする………


A「やっ………！！」


すみません、やっぱり怖いです！！


A「や、やめて………」


必死に抵抗するが男二人にかなうはずがない……

不意に私の目からはポロポロとしょっぱい涙が流れる…


声をあげようとすると口を塞がれた…


A「……ッ……！？」


手で？違う、唇で…………

かなり深くまで………

高杉さんの時と違い吐き気が襲ってくる……

神威の時ともまた違う………あれ……？神威は何…？


真っ白な頭にひとつの筋のとおった声が聞こえた……


『オイ、誰に手ェだしてんだァ？そいつァ、俺の知り合いだァ！！！』



刹那、私のまわりには二人の男が倒れている。


私を助けてくれたのは一人の男。


木刀を持ち、銀髪の天パ、私はこの人に会いたかったんだ。


A「白夜叉の兄貴！！！」


私は勢いよく兄貴に抱きついた……

惚れろ！49→←惚れろ！47

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す