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一般の友人 ページ23
実緋さんの家に戻る。換気でもしたのか、爽やかな空気が漂っている。
「それにしても、紫淋さんに一般の友人ができたことは喜ばしいことです」
「大袈裟ですよ」
僕は苦笑いで返す。
できれば、友人なんて作りたくなかった。僕はいずれ、この国を裏切るのだから。
友人なんて作ったら、僕が苦しくなるだけだ。
そう思っていると、友人云々は前座だったらしく、実緋さんは一通の便箋を差し出した。
「実は先程、教会から紫淋さん宛てにこれが届きまして」
何故教会がここを、と思ったが、僕は国の有力者に目をつけられている。聞いた限りでは一番安全なここに逃げている可能性は高いと考えるのが妥当だった。
それにしても、教会から手紙とは。何かあったのだろうか。
僕は教会に害が加わっていないかというのが不安だった。
だから、躊躇わずに封を開けた。
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瑠色(プロフ) - 浅野月愛さん» ありがとうございます。引き続き、お楽しみください。 (2019年4月6日 1時) (携帯から) (
レス) id: 04ea405d06 (このIDを非表示/違反報告)
浅野月愛(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも応援してます！ (2019年4月5日 23時) (レス) id: e6ca85b3e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：九JACK | 作成日時：2019年4月5日 22時
