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平和を守るため ページ19
「え?」
青夢が首をこてん、と傾げる。
「でもさ、軍人さんが国を守って戦ってくれているから、平和なんでしょ?」
そう言った青夢は戦争がどういうものなのか、授業で習った程度しか知らないにちがいない。
国は平和のためになんか戦っていない。自分たちの理念が正しいことを証明するために戦っているのだ。国民の平和なんて、戦争の副産物に過ぎない。
だから軍人なんてろくでなしばかりなのだ。本当に国民の平和を守りたいならば、そもそも戦争などする必要がない。宗教戦争なんて、馬鹿馬鹿しい。
「パズル論の正否なんて馬鹿馬鹿しい限りだよ。どっちでもいいじゃないか。誰も困りはしないよ」
僕がなげやりに言うと、それまで黙っていた人物が口を開いた。
「本当に、そうでしょうか」
それは蒼生さんだった。
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瑠色(プロフ) - 浅野月愛さん» ありがとうございます。引き続き、お楽しみください。 (2019年4月6日 1時) (携帯から) (
レス) id: 04ea405d06 (このIDを非表示/違反報告)
浅野月愛(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも応援してます！ (2019年4月5日 23時) (レス) id: e6ca85b3e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：九JACK | 作成日時：2019年4月5日 22時
