年下の男の子 (ページ5)

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ハンユジンページ5

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『....え、今なんて』

「探しても見つけられなかったのに〜〜....」

申し訳ないけど数日経ったらブロ解するか....
この事が周りの人にばれたら私の人生は多分終わるだろう。

「ねえ！どのくらいイケメンだった！？」

『えー...もうあんまり覚えてないや』

「俺と同じくらいイケメンだったよ」

「ゴヌクには聞いてない！！」

交流会の終わりが先生の口から告げられる。

周りからは

「ユジンくん見つけられなかった....」

「私もだよ〜どこ居たんだろう」

そんな残念そうな声が沢山聞こえてくる。
何も悪いことをしていないのにしてしまったような気持ちになってくる。

また元の位置へと並び直し、1年生から帰るようにアナウンスがかかる。

1年生がぞろぞろと体育館からでていく中1人の子が声を上げる。

「え！！あれ！あの子ハンユジンじゃない？」

指した指の先にはさっきの子。

「え！そうじゃん！！かっこいい〜...
って待って！インスタ教えて！！」

その子が駆け出したのを筆頭に他の女子生徒もユジンくんの周りに群がる。一瞬にして人だかりができてしまった。

隣をみるとハユンがいない。呆れたものだ
人が少なくなったからかさっきよりも少し涼しく感じる。