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それからいつも通り放送を終わらせる。
『誰かさんのチョコウユのおかげで今日は上手くいったかも』
「その人がお礼欲しいって言ってましたよ。」
『お礼って何笑』
「んー...」
ユジンくんは手を広げて私を待っている。
心臓のドキドキが止まらなくて、
今にもユジンくんの元に吸い込まれそう。
いや、だめ。彼女でもないのに。
「ぬな？」
もうきっとユジンくんは私の気持ちを知ってるのだろう。
『あ、あの』
「なんですか？」
その先を言おうとすればするほど私の口は開いてくれない。
もどかしくて、それでも怖くて黙ったままでいると
「じゃあ僕が代わりに言いますね」
「ぬな、僕と付き合って下さい」
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作者名：にゅあ | 作成日時：2023年7月17日 22時
