年下の男の子 (ページ28)

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休日はあっという間にすぎて
もう月曜日。

大体の高学生は月曜が憂鬱で仕方が無いと思う。
もちろん私もその一員...
だったはずなのになぜか体は軽い。
なんだか起きてからずっとそわそわして早く学校に行きたい。
学校に行きたいというより、ユジン君に会いたい。

そのせいかいつもより朝ごはんは少なめで、それでも髪の毛とメイクにはいつもより時間がかかって結局いつもと同じ時間に家を出る。

教室へと足を踏み入れて私の席へ向かうと、いつもと違う私の席。机の上にチョコウユが置かれていた。誰のか分からないけどチョコウユは私が好きなものだから貰っておくことにした。
ストローをさしてちゅーっとチョコウユを吸い込むと、ちょうどそこにハユンがやってきた。なぜかギュビン君と、
ユジン君もいる。
飲んでいるチョコウユがさっきよりも少しだけ、甘くなった気がした。

「Aおはよー！！」

やっぱりハユンは朝から凄く元気だ。いつもより少しだけテンションが高いのはきっとギュビン君のせいだろう。

「ぬな、おはようございます」

眠そうな笑顔にちょこんと跳ねている寝癖、全部可愛くて仕方ない。

『ギュビン君とユジン君朝からくるなんて珍しいね』

「俺はハユンに会いに」

「僕はぬなに会いに来たんですよ」

ギュビン君とハユンはお互い照れくさそうに顔を見つめあっていて、私の顔が赤くなっていくのを見ているのはユジンくんだけだ。

更新がとても遅くなってしまい申し訳ないです...泣
これからもマイペース更新になってしまうと思いますが、よろしくお願い致します！