年下の男の子 (ページ11)

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次の日いつものようにハユンのマシンガントークを聞いていると

「せんぱーい」

嘘でしょ。この声

「え！！！！？嘘でしょ？ハンユジン...？」

最悪だ....
すぐにしゃがんでハユンの後ろに隠れる。

「あれ？Aヌナっていませんか？」

教室のドアから1番近い子にそう聞いているのが聞こえる。
てかなにヌナって...許可してないんですけど....

「ユジンくん！！Aならこk....」

『ハユン！ばか！静かにして』

「え？なんでだってAはここに」

そうだハユンは天然だった。
この状況を読めるはずがない。

「あ！先輩ここに居たんですね〜」

その声を聞きつけたユジン君に見つかってしまった

『ははは〜うんまあね〜』

ハユンはというとユジン君の顔に穴が空いてしまうのではないかと思うほど見つめている。

「あの、Aヌナ借りてもいいですか？」

『だ「もちろんです！！！」

「ありがとうございます。先輩行きましょ」

『え？いや、ちょっと用事あるから。ね？』

ハユンにお願い察してと目線を送るが

「...え？何もなくない？ユジン君用事あるみたいだし行ってきなよ」

ハユンのばか！！！！、、
もう逃げ道も潰されてついて行くしか道は残されていない。