うちのマネは女装男子でした５【男主】

151話 ページ6

澤村side





『そういうの良くないと思う！！ほんっっっと良くないと思う！！！』


縁下「まあまあ」


『お前は早く着替えてホール入れよこっちだろ！！』





俺たちがテーブルの席についた後、2年4組の教室の外には長蛇の列が出来た。



______________「2年の篠宮が執事をしているらしい」



その情報を耳にした女子という女子が外でまだかまだかと待っている状態だ。





菅原「俺、本物の執事は見たことないけど…あれは本物なんじゃない？？」


澤村「だな」





何をしていてもパシャパシャと写真を撮られるA


料理を運んだ先のテーブルでは女子が叫び、


新しく入ってきたのは客はAを見て叫ぶ。




どれだけ叫けばれようが写真を撮られようがAが女子に嫌な顔をすることは一切ない。


Aだからなぁ…


けど、





日向「Aさんスゲー！カッケェー！！」


西谷「Aが！！俺にご主人様つった！！！」


田中「お前のご主人様だぜぇぇ！！！」


『頼む！！！帰れ！！！！』





俺たちには容赦ない。





菅原「なになにAー？一眼レフじゃなかったから拗ねてんのー？」


『その点に関してはむしろ安心なんすけど、そのデジカメ構えるのやめません？？』


菅原「なら及川と国見召喚すんべ？」


『I never want to meet.』


澤村「真顔やめろ」





流暢な英語で固く拒否を示し、Aはため息を吐きつつもそれ以上は何も言わなかった。


もはや何をしてもダメだと諦めの境地に至ったのだと思う。




するとその時、









及川「うっわwwwAがwwww執事wwwww」



松川「アラアラ、これはこれは…」



花巻「想像以上に本格的じゃん」



国見「会いに来ましたよAさん！」









勝手に青城のバレー部が召喚された。

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