163話 ページ19
Aside
牛島「……ところでA」
『はい』
牛島「まさか今後お前が飛ぶ舞台は烏野だと言うんじゃないだろうな？」
『いや誰もこの流れで白鳥沢に行かねぇよ』
牛島「なぜだ？優秀な苗には、それに見合った土壌があるべきだ 。痩せた土地では立派な実は実らない」
天童「オッ、出た！若利くんのカッコいい台詞第5位！！」
『何個持ってんですかカッコいい台詞』
……煽ってくるなぁ、ほんっと。
烏野が「痩せた土地」…だとよ。
『…さすが絶対王者ってとこですか』
牛島「俺の居る場所が最強だろうが」
『天童さんこれ何位？』
天童「これは第2位ダネ！」
ちなみに俺も今のはカッコいいと思った。
けど、
『…俺はもう優秀な苗なんかじゃない。地に這いつくばっている鳥だ。飛び方を忘れた、飛ぶことの出来ない鳥だ』
【飛べ】
あのたった一言だけの垂れ幕を初めて見たとき、なぜか目頭が熱くなった
_______________……もう一度、飛びたい
胸を焦がすような想いに駆られた
『つーか若利くんが言ったんじゃん。俺はどこのチームにいようが個人の能力はちゃんと発揮する、って』
牛島「バレーはたった一人の能力だけでなんとかなる競技じゃないのはお前もよく分かっているだろう」
『ああ、分かってる。その上で言ってる。俺は白鳥沢じゃなくて烏野で飛ぶ』
若利くんが思ってるほどうちは痩せた大地じゃない。
むしろコンクリートでも苗が育ち、鳥が飛べると証明してやろうじゃないか。
牛島「……本気か」
『もちろん』
牛島「………わからないな」
『大丈夫、俺たちが証明して見せるから』
アンタのその理論、覆してやるよ。
『…ていうかこんなにロードワークをサボッてていいんですか』
牛島「…問題ない」
おっと、これは問題ありそうな顔だ。
天童さんの顔が青くなり、若利くんは目を閉じた。
『ほらほら、いい加減帰ってくださいよ。俺もうちょいしたら準備しに行かなきゃいけないし』
天童「メイドちゃんに変身するのっ？」
『しません』
天童「じゃあプリキュア？？』
『なんでそうなったんですか』
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ニノ - マジ神ですね！一瞬ではまりました！リクエスト良いですか！？ (2021年3月3日 23時) (
レス) id: 2da73a2d31 (このIDを非表示/違反報告)
焔蘭 - 初めまして!!!!めっちゃ面白いですね！私にもそんな文才を分けて欲しいです笑頑張ってください！ (2019年3月6日 11時) (レス) id: 11e9f49b77 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶クリーム - 皆様すみません！！ご迷惑お掛けしてます！！私の方も新しくURLを所得してまいりますので…!!!!本当にすみません┏○┓ (2018年1月13日 9時) (レス) id: 9fe09aed16 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - あ、いえいえ。そうなんですね。バグですか……。明日には直ってるといいですね。一刻も早く直ってほしい限りですね……！ (2017年9月18日 20時) (レス) id: cc7912d21e (このIDを非表示/違反報告)
ぱや(プロフ) - 美桜さん» 只今作者も確認しましたが作品内のURLだけでなく、HPの方からも見れなくなっています(;_;) 何らかのバグかも知れません、ご指摘ありがとうございます。解決方法探してみます！ (2017年9月18日 20時) (レス) id: ab4af77f12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱや
| 作成日時：2017年8月20日 20時
